大変遅くなりましたがレポートをアップします。
読みにくい所もあると思いますが、そこはご勘弁を…。
さぎしまの大会はスイム1.5kmバイク42kmラン10kmです。
早朝4時前に起床。
初トラの池ちゃん・嫁さんのお兄さん・みかちゃん・嫁さんとで「さぎしま」へ向かいました。
三原港ではトイレで用を済ませ一安心。
そんな時、美容師さんの今井さんに会ってご挨拶。
いつものスマイルで元気バリバリって感じました。
フェリーの中では中川さんと言う方と知り合いになり色々お話し。
15年ぶりにここでトライアスロンの大会に出るとの事です。
昨年の廿日市パワートライアスロン大会では自転車マーシャルをされたとか。
今日の天気は曇りみたいで涼しそうと思っていたのはここまででした。
さぎしまへ渡って車を降りる頃には、青い空、眩しい限りの太陽が暑い日差しがガンガン来ます。
やっぱり「さぎしま」は暑い…。
「これぞ「さぎしま」じゃ~!」と感じました。
例のごとくトランジッションへは一緒に来た皆さんに手伝ってもらい荷物を運んでもらいます。
いつも助かります。
でも場所が打ち合わせと違います。
そこでマーシャルの方にお話しし、また隣の選手にもお願いして一つ移動して頂き予定通りのスペースが確保出来ました。
実はシールの位置がひとつずれていて、隣の選手のスペースが広くなっていたんです。
真ん中付近でもめてます。↓
[撮影:フォトショップHIRO]
入水チェック後マーシャルの方にクラッチを預けようとしたんですが水際まで来てくれませんでした、そんな時いつも親切なビッグ岡田さんがわざわざ運んでくれました。
ありがたい事です。
アップがてら沖まで泳いでみます。
で、浜へ向かって泳ごうとすると、浜にはすんごい人・人・人。
デジカメがあったら撮影してお見せしたい位圧巻でした。
どこへ上がろうかと思いつつ、真ん中より外よりの浜に上陸。
そして最前列の波打ち際で腰を降ろしスタートを待ちます。
↓スタート前の後ろから
[撮影:フォトショップHIRO]
いよいよスタートのその時にはもうみんな我先にと追い越して海へと入って行き真ん前にいた意味がなくなりました。
まっすぐ行きつつ進路は左へと向かって行きたいのですが、左隣の選手が、まっすぐ泳ぐので「そっちは違うじゃろぅ~!」と思い選手を乗り越えるように左へと進路を変えました。
コーチに言われた事を思い出しながら泳ぎますが…
…でも最初の折り返しを過ぎた辺りより段々腕が疲れます。
それに右のカキが甘いと言うか前に伸ばしにくい…。
泳ぎながら「何でじゃろぅ?」と考えながら泳いでいました。
しんどいばっかりで早く進めないもどかしさ…。
前を見なかったらいつしか右へ進路を変えて泳いでます…。
見渡すとまわりに選手はいません。
そんな中、何とかスイム終了。
[撮影:荒木写真展]
[撮影:直ちゃん]
トランジッションでは隣の選手と一緒になり「早いですね~」なんて言われますが、内心「ちっとも早くないんです~。」と言いたかったが、そこはこらえて謙そんしておきます。
着替えに手こずります。
隣の選手は早々と着替え去って行きましたが、私はスーツを脱いで、足の砂を取って靴下・シューズを履き、グローブを付け、ヘルメットにサングラスと、そして肉離れ防止用サポータを付けて準備完了!
↓バイクを押して出ますが…、ふくらはぎが痛くて立ち止まります。
[撮影:フォトショップHIRO]
3回位ケンケンしたら休憩。
で何とかタイム計測のとこまで来て「これを越さないとスイムのタイムが出ん!」
と思い頑張って越します。↓
[撮影:フォトショップHIRO]
そこを過ぎて、また休憩~。(後ろからも前からも視線感じます。勘弁してや~!)
[撮影:フォトショップHIRO]
結局バイクに乗るまでに5回休憩しました。
その間、岡田さんや深田さんたち皆さん抜いて行かれます。
嫁さんが心配して声掛けますが何と返事したかは覚えてません。
バイクに乗っても痛いのでペダルを回せません。
どんどん抜かれます。
1周目は足の具合を気にしながら走りました。
[撮影:フォトショップHIRO]
↓落車もあったみたいです。選手は大丈夫なんでしょうか?
[撮影:フォトショップHIRO]
トランジッション前付近では沢山の応援をいっぱい頂きます。
2周目の登りのきつい所ではやはりふくらはぎ上部が痛いし、ちょっと頭痛がするので水分を採るよう心掛けます。
[撮影:深田]
3周目辺りより周りの選手はあまり変わらなくなります。
↓右側二人の女性選手が前や後ろで追い越したり抜かれたりを繰り返しながら走っていましたが、
[撮影:フォトショップHIRO]
4周目の5kmを過ぎた辺りよりグリーンのウエアの女性選手が前から見えなくなりました。
7km過ぎよりここは一発!本領発揮で本気でペダルを廻してみました。
それからは前にいた選手を1人1人抜いて行きます。
この時はさすがに気持ち良かったです。
あの女性選手もぶっちぎって抜きました。
登りもガンガン行き誰にも抜かれずにバイク終了。
でもまたトランジッションではケンケンしなきゃいけません。
マーシャルが道路からトランジッションエリアに下る所を転けないかと心配して付いて来ます。
[撮影:フォトショップHIRO]
そして「はい、こっちこっち!」と指図されますが「休ませて下さい」と言って休憩。
結局3回休憩で何とか自分のとこまで来れました。やれやれでひと休み。
いよいよランです。
まずは水とバナナを頂きしゅっぱーつ!
嫁さんが併走しながら「大丈夫~?」と心配そうに声掛けて来ます。
気分は「今から島を1周せにゃあいけんのかいのぉ~」と言う気分でした。
足は思った程痛くなくマイペースを心掛け走ります。
レース前、直ちゃんにも「無理しないで下さいね!」って言われていたので、抜かれても関係なし。
「でもホンマわしって遅いのぉ~」なんて思いながら抜かれてました。
[撮影:フォトショップHIRO]
抜かれる人に色々声掛けて頂きます。
私の名前も良くご存じでありがたい事でした。
また、島の人たちにも一杯元気を頂き思ったよりも足の痛みを感じる事なく走れました。
[撮影:荒木写真展]
給水所では水道の水はあまり冷たくないので遠慮し、氷水を掛けてくれるよう頼みます。
最初はコップのを掛けてもらってましたが、そのうち柄杓で思いっきり頭から肩からいっぱい掛けてもらいました。
ある給水所ではおじさんが「冷たいど~!」と言って掛けてくれ「目が覚めたか~!」と言ってくれました。
また黙って抜いて行く選手にはこちらから声を掛けます。
6km付近で後ろから「兄貴~!」と叫ぶ声。
「うわぁ~~~~もう来やがった~~~~~~~~!」
池ちゃんです。
こんなに早く抜かれるとは……………
さすがに悔しい…。
今度は7km過ぎに瀬戸内TCの谷口さんに抜かれます……。
8km辺りではこの間の皆生で知り合った体格のいいイギリス人女性に抜かれます……。
その少し後ろを細身の女性選手が苦しそうに抜いて行きます。
私は彼女に「あの体格のいい外人女性を絶対抜くように!!!!!!!!」と激を一発!!!!!
いや元気を一発あげます。
返事をしてくれたもののその後どうなったでしょう?
レース後、池ちゃんが言う事には、その後あの二人に抜かれたそうで、前は日本人だったと言っていたので抜いてくれたみたいです。
「良し良し良くやった。」
残り1km辺りより足の指先が痛くなります。
距離が短いと思いあまり靴紐をきつく締めてなかったのが原因です。
でも残す所1000m。
沿道の方がカウントダウンするように距離を言ってくれます。
↓ゴール目前!!
[撮影:フォトショップHIRO]
そしてゴール!!!!!
[撮影:フォトショップHIRO]
ゴール後もイスに座らずとも大丈夫で応援してくれた皆さんとお話ししてました。
[撮影:フォトショップHIRO]
そんな時、廿日市パワートライアスロンのゴールでバンダナをくれた外人さんが来てご挨拶。すごい力で握手されまして…。ビックリ!!
[撮影:フォトショップHIRO]
龍司が、「さっき安井さんを表彰の方で呼んでましたよ。で、まだゴールしてないと伝えておきましたのでここで待ってて下さい。」との事。
その後、初めてあの一段高い所に上がり「特別賞」を頂きました。
[撮影:フォトショップHIRO]
もう二度とこんな高い所に上がる事はないでしょう。
そして福元選手がマイクを持って横に来て、廿日市パワートライアスロン大会での私の事など話してくれましたし、もう1人特別賞を頂いた女性選手「福本選手」の事も話されていました。
[撮影:フォトショップHIRO]
結果はスイム:36分41秒バイク:1時間38分34秒ラン:1時間29分29秒 total:3時間44分44秒
昨年はスイム:37分46秒バイク:1時間35分44秒ラン:1時間25分43秒 total:3時間39分13秒
比べるとスイムがほんの少しだけ早くなってますが、これじゃあ~気が済みません。
そんな訳で21日の岩国基地である大会にリベンジしようと思いエントリーしました。
ウエットスーツの袖をバッサリと切ろうと考えてます。
果たして結果はいかに…。
最後に沢山の応援を頂きありがとうございました。
また写真もありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
それと最後まで読んで頂きましてありがとうございました。