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名文家

2008-12-21 | 佐藤優『国家の罠』&モロゾフ・野坂参三
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2008年12月21日(日)01時24分48秒

>筆綾丸さん
野坂参三の自伝『風雪のあゆみ』(1)をパラパラめくってみたら、葛野友槌とその妻・つるのことがしっかり書いてありました。
モロゾフについては、迷惑をかけないよう配慮したためか、特に言及はないですね。
私は『闇の男―野坂参三の百年』など、野坂参三を批判する本はいくつか見ていましたが、肝心の本人の自伝は読んでいませんでした。
実際に『風雪のあゆみ』を手にとってみると、一読して大変な名文家であることが分かりますね。
ま、凄まじい世界を生き抜いてきた人ですから、半端な才能ではないのは当然のことですが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%9D%82%E5%8F%82%E4%B8%89

>和歌浦事件
1906年生まれの田中清玄は昭和5年(1930)当時、若干24歳ですから、共産党幹部といっても本当に未熟な存在ですね。
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