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学問空間

【お知らせ】teacup掲示板の閉鎖に伴い、リンク切れが大量に生じていますが、順次修正中です。

大船渡市・小壁漁港

2012-10-31 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月31日(水)21時25分22秒

久しぶりに新ブログを更新しました。
昨年7月に訪問した大船渡市の小壁漁港を、今年の3月2日、再訪したときの様子です。

「2012年3月の小壁漁港」
http://chingokokka.sblo.jp/article/59687904.html

春の訪れを期待していたのに雪中行軍になってしまったことは、以前この掲示板にも少し書きました。
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6262
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痴のパワースポット

2012-10-31 | 東北芸術工科大学・文明哲学研究所
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月31日(水)21時10分29秒

>筆綾丸さん
平成23年度の「資金収支計算書」を見ると、国庫補助金が6.89億円なのに対し、地方公共団体補助金は僅か21万5千円で、山形県・山形市の負担は殆どないようですね。

http://www.tuad.ac.jp/disclosure/2012infomationdisclosure/
http://www.tuad.ac.jp/infodisclosure/2012/3-3fund.pdf

経営面ではけっこうしっかりしている感じですね。
問題は大学の名にふさわしい知的水準の維持ですが、自分が明恵の生まれ変わりだなどと言っているおかしな人が教授、しかも学科長に任命されているようでは、「最前線の研究拠点」どころか、「痴のパワースポット」になりかねないですね。

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ナチスの「鉄の男」はフェイク?

2012-10-30 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月30日(火)21時47分50秒

ちょうど一か月前に大騒ぎになった仏像ですが、偽物みたいですね。
ガーディアン紙に次の記事が出ていました。
関連記事がもう少し出るのを待っているところです。

---------
Nazi buddha from space might be fake
Statue said to have been looted by Nazis may well be from space but expert says it was probably made in the 20th century
(中略)
According to Buddhism specialist Achim Bayer, the statue bears 13 features which are easily identifiable by experts as "pseudo-Tibetan" ? and which sit uneasily with speculation by researchers last month that it was probably made in the 11th-century pre-Buddhist Bon culture.
These include the 24cm-high statue's shoes, trousers and hand positioning, as well as the fact that the buddha has a full beard rather than the "rather thin" facial hair usually given to a deity in Tibetan and Mongolian art. In his report, Bayer says he believes the statue to be a European counterfeit made sometime between 1910 and 1970.
(中略)
But German historian Isrun Engelhardt, who has studied Schäfer's trip to Tibet in depth, has cast doubt on this suggestion, questioning the statue's absence on the long list of items brought back. "There is an extremely precise list of the purchased objects, including date, place and value," she told Spiegel.

http://www.guardian.co.uk/science/2012/oct/24/nazi-buddha-statue-space-fake?CMP=twt_gu

(一か月前の空騒ぎ)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2701H_X20C12A9CR0000/
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明恵上人の生まれ変わり

2012-10-30 | 東北芸術工科大学・文明哲学研究所
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月30日(火)21時31分25秒

割と最近、あまり人の悪口を言わないようにしようと決意したような気がしないでもないのですが、世の中、色々変なことがあるので、ついつい書いてしまいますね。
特に私は、社会が混乱している時期だからこそ、大学及び大学人は「知の防波堤」として頑張ってほしいと思っているので、武田とか早川とか安冨とか島薗とか保立とかには常々怒りを覚えているのですが、東北芸術工科大学教授の山川健一氏の場合、あまり怒りの対象にはならないですね。
というのは、アマゾンでこの人が森田健なる人物と一緒に書いている『奇蹟が起きたパワースポット』(幻冬舎、2010年)という本のレビューを見ていたら、☆五つという最高評価をしている人が「森田さんは超常現象的体験をして学校一の美女と出会い、山川さんはやっぱり普通ではなくご自身にそっくりな明恵上人と出会い、お二人自身のリアルなお話がでてるのがとても面白かったです」と書いていたので、何じゃこれと思って、「山川健一」&「明恵上人」で検索してみたら、山川健一氏の例のブログ、「イージー・ゴーイング~悲しみ上手になるために~」が出て来て、2010年6月26日の記事に、

-----------
 ぼくが信頼する友人の森田健が、複数の著書で「あの世」と「生まれ変わり」について詳細なレポートを書いていることは、もう皆さんもよく知っていることと思う。
(中略)
『日本の神様カード』の大野百合子さんに、田谷の洞窟を案内していただいた後に前世退行催眠をやっていただき、鎌倉時代の僧侶としての過去世をリアルに体験した。
 仏教関係者のお叱りを受けるかもしれないが、でも書いてしまうが、それはやはり明恵上人だった。
 百合子さんも後日メールを下さり、「やはり明恵上人だと思います」ということだった。
 半ば呆然としていたぼくに、百合子さんはこうおっしゃった。
「山川さんには世界が見えているし、もうわかっているはずです。後は、勇気をもって肩の辺りを振り返ればいいんです。ただ、それだけ」
http://ameblo.jp/yamaken/entry-10574112812.html

とありました。
まあ、私も「半ば呆然として」しまいましたが、さすがに明恵上人の生まれ変わりの方にあれこれ言う気力はないですね。
しかし、こういう人が「芸術学部 文芸学科学科長、教授」でいいのだろうか、という疑問は残りますね。
大丈夫なのかな、東北芸工大って。

『奇蹟が起きたパワースポット』
http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E8%B9%9F%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88-%E6%A3%AE%E7%94%B0-%E5%81%A5/dp/4344991710
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東北芸術工科大学関係者の言語感覚

2012-10-30 | 東北芸術工科大学・文明哲学研究所
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月30日(火)07時45分43秒

削除した投稿の冒頭では、「公設民営方式の私立大学」は国と地方公共団体の金を使って私人が勝手なことをやれる仕組みだから、いかにも胡散臭い感じがする、と書いたのですが、これは曲解でした。
山形県に芸術に関係する大学を作ろうと考えたとして、地方公共団体に資金はあっても、大学を現実に運営するノウハウ・人材・組織はなかったでしょうから、実績のある京都の大学の運営母体と組んで、金は出すけど運営は任せる、という方式にしたことは、おそらく合理的だったのだろうと思います。
東北芸術工科大学のサイトを見ても、次々に新しい取り組みを行っており、山形県のために役立っているのは確かなんでしょうね。
ただ、設立後20年も個性の強い人物が君臨していれば、組織として健全ではない面も色々出てくるでしょうね。
先にリンクした東北芸術工科大学のサイト内でも、

-----------
『藝術立国』。芸術と教育こそが平和をささえるのだ──という信念に貫かれた徳山詳直理事長の初の自伝が、幻冬舎から発売されました。また本著はグラフィックデザイン学科の大竹左紀斗准教授が装丁を行い、聞き書きを文芸学科の山川健一教授が行いました。ぜひご覧下さい。
細川護熙氏、推薦。
「この分厚い“活劇本”を一気に読了した。」
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/topics/newpage_20120307_131037/

などと書かれていますが、この言語感覚は私にはなじめません。
「芸術学部 文芸学科学科長、教授」の作家、山川健一氏のブログ「イージー・ゴーイング~悲しみ上手になるために~」には、冒頭に

--------
作家・山川健一が、なにかに迷ったり悩んだりしているあなたに優しく語りかけます。弱い自分、ありのままの自分をそのまま受け入れよう。「無理しないでね」「気楽に生きよう」幸せになるメッセージの数々を届けます。
http://ameblo.jp/yamaken/

という真綿で首を絞めるような優しさに満ちた言葉が飾られていますが、私はこういう語彙・文体の持ち主が長である組織で「文芸」を学びたいとは思わないですね。
また、同ブログの10月10日付の記事には

--------
京都造形芸術大学、東北芸術工科大学に連なるというか、付属する出版社「芸術学舎出版」を10月1日に設立しました。
編集部は2つの大学のサテライトキャンパス、神宮外苑にある東京芸術学舎内に置きました。大学の出版部的な位置づけですが一般書も刊行していく予定です。流通は、幻冬舎からということになります。また、見城徹社長を始めとする幻冬舎の皆さんのお世話になるわけで、感謝しております。
(中略)
アメーバブックス新社とは全く違ったタイプの書籍を発行していくことになるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。基本的には、徳山詳直理事長 の「芸術と平和の理念」に基づいた出版活動をしていきます。
http://ameblo.jp/yamaken/entry-11375778526.html

などとあって、東北芸術工科大学の出版戦略にはなかなか興味深いものが感じられますね。
正直、山川健一なんて読んだこともありませんが、かつてはロックミュージシャンを兼ねた小説家で、「1990年代以降はニューエイジへの傾倒を深め、オーラ幻視者であることを前面に打ち出した著述(『ヒーリング・ハイ』)を発表する一方で禅仏教やニューエイジ運動のひとつヘミシンクに傾倒している(『リアルファンタジア 2012年以降の世界』)」のだそうで、まあ、写真を見ると、確かにそういう傾向の人特有の生気のない顔をしていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B7%9D%E5%81%A5%E4%B8%80
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一件削除

2012-10-29 | 東北芸術工科大学・文明哲学研究所
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月29日(月)18時47分38秒

ちょっと書きすぎたかなと思ったので、投稿をひとつ削除しました。
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東北芸工大「文明哲学研究所」

2012-10-26 | 東北芸術工科大学・文明哲学研究所
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月26日(金)23時26分20秒

河北新報の記事に疑問を持って少し調べたことがあるので、これもツイートをそのまままとめておきます。
新聞記事は、ツイートの際には省略した部分も、便宜のため載せておきます。

---------
河北新報/東北芸工大「文明哲学研究所」設立へ 脱原発、学術的に探る

 東北芸術工科大(山形市)は24日、運営法人理事会を開き、核廃絶と脱原発なしに未来は開けないとの立場から、新たな文明の創造を目指す「文明哲学研究所」を、姉妹校の京都造形芸術大(京都市)と共同で設立する方針を承認した。福島第1原発事故が突きつけた重い課題を踏まえ、脱原発への道筋を学術的に見いだそうとする、国内大学初の取り組みとなる。
 研究所長には、「生きる意味」をテーマにした月刊誌「MOKU」の井原甲二主筆の就任が内定した。
 研究所の本部機能は京都側に置くとみられ、今後、開設時期や人員態勢、研究内容などの具体化を進めていく。東北芸工大は原発事故に直面する東北の大学として、最前線の研究拠点の役割を担う。
 研究所開設に当たり、両大学は原発依存型の社会に大学として「ノー」を表明する設立宣言を、両運営法人を代表する徳山詳直理事長名で行う。
 宣言は、科学技術によって制御しきれない事態が原発事故で現実のものとなった核を「文明最大の矛盾」と指摘。「芸術立国を建学理念とし平和を希求するわが大学は、人類存亡のふちに立つ今このとき、人間の良心を基調とする新たな文明の創造をする」と決意を示す内容となっている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121025t55017.htm

「研究所長には、「生きる意味」をテーマにした月刊誌「MOKU」の井原甲二主筆の就任が内定した」とあるが、この人の名前を聞いたことがない。
井原甲ニで検索したら、こんな記事があった。

---------
2006/03/01
「日本寺院」「黙出版」書類送検

 新宿労働基準監督署は、労働基準法違反(賃金未払い)の疑いで、墓石販売業「日本寺院㈱」(本店 新宿区歌舞伎町2-4-10)と同社社主、社長の竹中孝夫を書類送検した。
 同容疑で関連会社「黙出版社㈱」(本店 新宿区歌舞伎町2-4-10 代表 井原甲二氏)も書類送検されている。
 調べでは、日本寺院などは平成15年4~6月、従業員15人に対し賃金約 452万円を支払わなかった疑い。2社は同年7月と8月にそれぞれ事実上倒産した。
 2社の倒産時、従業員への不払い賃金は国が8割を支払った。
 しかし、黙出版社は給料を支払うだけの資産があったとして同社の従業員が、同17年6月に告訴していた。
 「日本寺院㈱」は昭和48年2月設立、資本金 2,000万円。
 「黙出版㈱」は平成3年6月設立、資本金 3,000万円。
http://www.seikei.co.jp/news/disp.asp?ID=95

「共生から響生への革新経営 日本寺院(株)社主・井原甲二の精神文化事業とは何か」という1993年の本があり、井原甲ニ氏はかつて墓石販売業「日本寺院㈱」の社主でもあったらしい。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4872180704.html

MOKU出版のサイトを見たが、発行している書籍の著者の名前は一人を除いて知らなかった。
その一人は明星大学の高橋史朗氏で4冊も出している。
http://www.moku-pub.com/index.html
http://www.moku-pub.com/shoseki.html

どうも事情がよく分からないが、かつて墓石販売会社の経営者で、関連会社の出版社において自己啓発的な出版物にしか関与しておらず、特に学術的な著作もない人、しかもかつて労働基準法違反事件で刑事責任を追及されたような人物を「研究所長」とすることは大学として適切なのだろうか。

東北芸術工科大学は公立大学なのかと思ったら私立大学なんですね。
ただ、「山形県と山形市が各100億円ずつを支出して設置し、学校法人東北芸術工科大学が運営する日本初の公設民営方式の私立大学」とのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8C%97%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%B7%A5%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6

河北新報には「研究所開設に当たり、両大学は原発依存型の社会に大学として「ノー」を表明する設立宣言を、両運営法人を代表する徳山詳直理事長名で行う」とありますが、徳山氏は「革命運動で七回逮捕された」のが自慢だそうで、独特の経歴の方ですね。

とくやま・しょうちょく 1930年5月13日島根県隠岐島に生まれる。新島襄に惹かれて進んだ同志社大学時代、共産党に入党。革命運動により7回投獄される。獄中に母親が差し入れた『吉田松蔭』(奈良本辰也著/岩波新書)を読んで感動。「昭和の松下村塾を創設する」と、萩にある松蔭の墓前で誓う。
http://www.tuad.ac.jp/newsevents/topics/newpage_20120307_131037/

山形県・山形市が出資する大学にしてはどうも妙な運営がされているように感じるけど、こんな親分肌?の人物が理事長だったら、実際上はすべてがこの人の鶴の一声で動いていて、「研究所長」を井原甲ニなる人物に決めたのも、この人の判断なんでしょうね。

まあ、連続ツイートで長々と書いてしまったけど、芸術系の大学だからいろんな人がいて、それはそれでいいんでしょうね。
東北芸術工科大学は赤坂憲雄氏の大学というイメージが強かったのですが、学習院大学に移られましたね。
入間田宣夫氏は歴史遺産学科か。
http://www.tuad.ac.jp/declaration/teacher_list/
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佐野眞一氏の問題・補足

2012-10-26 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月26日(金)22時51分9秒

私が下に書いた連続ツイート、表現の自由について正面から検討するでもなく、朝日新聞がどうなろうとかまわないと言いながら、企業防衛・危機管理の観点から論じていることを変に思った人がいるかもしれませんね。
もともと私は騒々しい人が好きではないので橋下徹氏にはそれほど興味はなく、また、今度の騒ぎを起こした佐野眞一氏の作品はいくつか読んでいますが、騒々しい文体がなじめません。
朝日新聞は遥か昔の大学生の頃に購読していましたが、ネットで世界各国の新聞社の記事を見ることができる時代にあって、朝日新聞から情報を得たいと思うことは皆無であり、仮に明日、朝日新聞が倒産しても私は全然困りません。
要は関係者全てに特に興味がなく、早く空騒ぎが消えてほしいと思っているだけですね。

憲法の観点からは『中世の借金事情』のときに参考にさせてもらった名古屋大学法学部准教授・大屋雄裕氏のブログが今回も参考になりますね。
http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000885.html

概ね私も同じように考えていましたが、まあ、法学部できちんと憲法を学んでいたら、大体こんな考え方になります。
ツイッター等で歴史研究者の反応を眺めると、常日ごろ橋下徹氏に批判的な人がこの問題を避けている傾向があって、私も大屋氏と同じく、「普段なにを言っていようが今回黙ってるような連中は人権じゃなくて自分の敵を叩けることが大事だったんだね」という感想を抱きました。

>筆綾丸さん
分社化をする理由は様々で、企業グループの売り上げの過半を占めるような重要事業を形式上は子会社に行わせている例はいくらでもありますから、一般的に「傍流」とはいえないと思いますが、朝日新聞出版はどうなんですかね。
まあ、100%子会社ですから、分社化の理由は所詮社内事情であって、何か問題が生じた場合、対外的には一体的と見られてもやむを得ない、というかそれが当然ですね。
『週刊朝日』の最近のトラブルは大屋氏が色々書かれていますが、朝日新聞出版はともかく、『週刊朝日』は朝日新聞全体の中では明らかに傍流なんでしょうね。

佐野眞一氏の著作はこの掲示板でも何度も話題にしたことがあり、『旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三』などは良い本だと思いますが、こうした騒ぎが起きると、過去の優れた著作も少し色褪せる感じですね。
無断引用、というか盗作の批判も目立ちますね。
http://getnews.jp/archives/267742

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浪江町と飯舘村長泥地区との境界

2012-10-21 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月21日(日)11時40分37秒

これも先週13日の写真です。
場所は浪江町津島地区から林道に毛が生えた程度の細い国道399号線を北上し、飯舘村長泥地区に入るところ。
長泥地区は今年7月の避難区域の再編で、飯舘村で唯一、帰還困難区域に指定されてしまった地区で、バリケードが設置されています。
立入禁止なのですが、裏側から見た写真が撮りたくて、3mくらいいいかな、と思って少し入って撮ったのが3枚目の写真ですね。

http://www.minpo.jp/news/detail/201207022265

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6568


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山木屋小学校

2012-10-21 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月21日(日)10時59分27秒

こちらは先週13日に訪問した川俣町山木屋地区の高台にある山木屋小学校です。
一番上の写真の看板には、

----------
巻き上げ観測試験地

地面および森林に堆積する放射性物質の
気象条件による移動(巻き上げ)を
観測するための試験地です。

福島 陸域・水域モニタリング大学連合チーム
----------

と書かれていますね。

今年の5月1日の様子はこちら。
http://chingokokka.sblo.jp/article/55860399.html

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6567



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佐野眞一氏の問題

2012-10-21 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月21日(日)09時06分45秒

ツイッターに書いたことをまとめておきます。
読みづらいので編集しようかと思いましたが、背景も投稿の時点毎に変化しているのでかえって分かりにくくなり、手間もかかるのでそのままにします。
一番最初は17日の投稿。

----------
橋下徹氏に関する佐野真一の記事の問題は連載の中止や週刊朝日編集長の謝罪程度では治まらず、責任者の辞任に発展するのではないかなあ。
それも担当役員どころか社長の辞任が要求されるような事態になるのではないかと予想。

ブランドは崩れる時には凄まじい勢いで崩れて行くからなあ。
雪印の時は本当に驚いたが、マスコミだって常に無事でいられる訳ではない。

橋下氏「不法団体と一緒だ」と朝日批判 週刊誌報道、朝日記者は「別会社」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121018/lcl12101816280002-n1.htm
マスコミが問題を起こした企業を追及するときと同じことをやっているだけなんだけど、今の橋下徹氏は自身が中途半端な新聞社以上の攻撃力を持っているから朝日にも脅威になる。

【橋下氏VS朝日】会見詳報(1)「週刊朝日、無知の集団だと思っている」- MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121018/waf12101817330030-n1.htm
【橋下氏VS朝日】会見詳報(2)「子会社にやらせたい放題ではないか」 -MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121018/waf12101818280031-n1.htm

橋下徹氏が言っていることがひたすら正論だな。
雪印食品牛肉偽装事件のときも、朝日を始め、マスコミは雪印食品という子会社の行為だからなどという弁解は全く認めなかった。

橋下徹氏は旧来のマスコミが未だ理解できていないネット社会の新しい戦域を極めて正確に把握しており、かつ次々と新しい情報戦の戦闘方法を考案し、実行する能力がある。
朝日はよりによって同和問題という橋下氏が最も有利に闘える戦場に自らはまり込んだ。
朝日にとってはベトナムのような泥沼。

同和問題は根深いから時間が経てば経つほど色々な団体の思惑が絡んで紛争が複雑化し、今まで朝日が誤魔化してきた問題も蒸し返される。
橋下氏はそれらも利用して、朝日をいいように引き摺りまわすのではないか。
朝日にとって、処理を先延ばしにすればするほど損害が大きくなるはず。

企業防衛という観点からは、朝日新聞は早めに『週刊朝日』を廃刊し、編集長以下の関係者は処分、子会社社長を更迭してトカゲの尻尾切りをした方がよいのではないかな。
長引かせると雪印乳業事件並みに朝日新聞本体が揺らぐ事態になりかねないと思う。
ま、別にそうなっても私は全然かまわないけど。

週刊朝日編集長が謝罪コメント 橋下氏連載「次号で『おわび』掲載」 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121018/lcl12101821470003-n1.htm

『週刊朝日』編集長は意外に早く謝罪しましたね。
朝日新聞本体から出版子会社の社長が無茶苦茶怒られて、舞い上がっていた編集長も事態の深刻さをやっと理解した、という感じかな。
それにしても今日の時点で謝罪文を出したのは、危機管理の観点からは非常に良かったですね。
明日だと全然違っていた。

橋下市長連載を中止 朝日新聞出版、不適切な記述複数
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201210190469.html?tr=pc
《河畠大四・週刊朝日編集長の話》 第1回の連載記事中で地区などに関する不適切な記述が複数あり、このまま連載の継続はできないとの最終判断に至りました。橋下徹・大阪市長をはじめとした関係者の皆様に、改めて深くおわび申し上げます。不適切な記述を掲載した全責任は当編集部にあり、再発防止に努めます。本連載の中止で、読者の皆様にもご迷惑をおかけすることをおわびします。

《朝日新聞社広報部の話》 当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています。当社から2008年に分社化した朝日新聞出版が編集・発行する「週刊朝日」が今回、連載記事の地区などに関する不適切な記述で橋下徹・大阪市長をはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしたことを深刻に受け止めています。

広報部の謝罪なんかじゃダメ。
組織としてきちんと謝罪するのだったら、代表取締役名で文書を出さなければ話にならない。
それは企業不祥事を朝日新聞をはじめとするメディアが追及する際にメディア自身が常に要求していること。

全責任が編集部にあるのは当たり前。
連載の中止ではなく、このような記事を出した『週刊朝日』の廃刊が必要。河畠大四編集長は懲戒解雇。
それが最低ライン。

--------
第42代編集長 河畠大四(かわばた・だいし) 1960年、東京生まれ。慶応大法学部卒。小学館に入社後、「ビッグコミック」で手塚治虫を担当。「女性セブン」、「SAPIO」などを経て1989年に朝日新聞社入社。「週刊朝日」で鴻上尚史、ナンシー関などを担当。朝日新聞経済部、「論座」などを経て週刊朝日へ。芸能から政治、経済、スポーツまで興味の幅は広いものの、知識は浅い(泣)。やじ馬根性が骨身にしみついたジャスフィフ世代。
http://www.wa-dan.com/about/

ちょっと変わった経歴の人だな。
雑誌の経験はあっても新聞記者とは言い難い人。
軽薄そうな顔をしている。

江川紹子氏もヌルい人間だな。
朝日新聞が「当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています」と言いたいのなら、それを具体的な形で示さなければダメ。
廃刊や編集長の懲戒解雇は最低ライン。
表現の場が減ることへの懸念は理解できるが、雑誌なんかまた作ればいいだけのこと。

朝日新聞の記事、佐野眞一の発言が追加されている。
http://www.asahi.com/national/update/1019/TKY201210190469.html?tr=pc
「今回の記事は『週刊朝日』との共同作品であり、すべての対応は『週刊朝日』側に任せています。記事中で地区を特定したことなど、配慮を欠く部分があったことについては遺憾の意を表します」

朝日新聞が被差別を特定した記事を出したことはある。
現在の主筆の若宮啓文が長野版の連載記事をまとめた『現代の被差別 ルポ』(朝日文庫、1988)には長野県内の特定の集落が地図入りで出ていて、最初に読んだときは驚愕した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E5%AE%AE%E5%95%93%E6%96%87

そして若宮啓文という人物は本格的な莫迦だなと思ったが、最低限、莫迦は莫迦なりに一生懸命考えた上で地図を掲載したことは同書を読めば分かる。
執筆当時、まだ若かった記者の素朴な正義感が無駄に空回りしている。
しかし、1960年生まれ、現在52歳の河畠大四編集長は明らかに何も考えていない。
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飯舘村の紅葉

2012-10-20 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月20日(土)23時40分9秒

今日は久しぶりに飯舘村に行ってみたところ、村役場周辺でも紅葉が始まっていました。
取り急ぎ、写真を少し載せておきます。

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6565


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ご連絡

2012-10-10 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月10日(水)20時11分23秒

>筆綾丸さん
少し落ち着かない毎日が続いていて、こちらに投稿しなくてすみません。
ツイッターの方は細切れに投稿できるので、逆についつい書き込んでしまうのですが。

https://twitter.com/IichiroJingu

以前、筆綾丸さんが紹介されていた『英国王のスピーチ』を今頃見ていますが、これは面白いですね。
検索してみたら台本もあったので、聞き取れなかった部分を拾い読みしているところです。

http://ja.scribd.com/doc/47609148/The-King-s-Speech-Script

『英国王のスピーチ』は潤沢な資金をふんだんに使って撮影した映画なのかと思ったら、低予算で無茶苦茶苦労しているんですね。
ちょっとびっくりしました。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_King%27s_Speech


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掲示板タイトルの変更

2012-10-04 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月 4日(木)00時04分26秒

一か月前に予告しましたように、掲示板タイトルを以前用いていた Japanese Medieval History and Literature に戻しました。
一年ほど新ブログ(「被災地の神社・寺院の状況」)と同名にしていましたが、新ブログにもコメント欄があり、この掲示板との使い分けがあまりうまく行っていませんでしたので、実態に合わせて元の名称に戻しました。

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婆娑羅をめぐるQ&A

2012-10-03 | 中世・近世史
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年10月 3日(水)23時49分9秒

ITO Toshikazu@toshiitoh
婆娑羅の風体を現代に探すならビジュアル系なのだろうが、ビジュアル系バンドに反体制の香りはしないので違うよなあ。
ビジュアル系やコスプレも服装として市民権を得てしまっているので婆娑羅とは違う。今の世の中で反社会的な服装とはどんなものなのだろう。

鈴木小太郎@IichiroJingu
@toshiitoh 「東京電力ガンバレ」「東京電力大好き」「デンコちゃん復活希望」と書かれたTシャツを着る。
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