学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

金子薫園

2006-04-30 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月30日(日)22時05分39秒

歌人。東京生。名は雄太郎。落合直文の浅香社に参加し、和歌と書を学ぶ。尾上柴舟と「叙景詩」を発刊した。また白菊会を起こし、日本文章学院の主幹を務めて後進の指導にあたった。昭和26年(1951)歿、75才。
http://www.shibunkaku.co.jp/biography/search_biography_aiu.php?key=ka&s=200

>筆綾丸さん
私も知りませんでした。
京都の人かと思ったら、江戸っ子なんですね。

牛の行く白川道の水車
         かたりことりと暇あるかな 金子薫園

牛の行く白川道の水車
         かたりことりと小鳥と語る 鈴木小太郎

http://cgi2.coara.or.jp/~sumako/mtnihongo/archives/2004/20040510_193200.html


>TM74 さん
いらっしゃいませ。

>「蒙古の風から守られた幸運児」
南宋と比較すれば、確かにそういう言い方もできるのかもしれませんね。
ところで、あの人かな、この人かなと思っているのですが、どこでお会いしているのでしょうか。
よかったら教えてください。
でも、謎のままでもけっこうです。

>阿哈馬江さん
大変でしたね。
今回の投稿は是非とも残しておいてください。
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鯨のように浮上

2006-04-27 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月27日(木)13時03分51秒

>筆綾丸さん
>葉室の里の世々の面影
「短歌で綴る京都名所案内」という洒落たページがありました。

http://www.asahi-net.or.jp/~xk4n-ickw/GuideD/Kyoto_tanka/Tanka_hamuro.htm

>坂本さん
国際熊野学会大会、私も伺いたいと思っています。

>悪党さん
おひさしぶりです。
国際熊野学会大会でお会いしませう。

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鎌倉遺文研究会第120回例会の御案内

2006-04-27 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月27日(木)13時02分5秒

本日です。
--------------------------------

日時:4月27日(木)18:00~
場所:早稲田大学文学部第2研究棟6階第7会議室
報告者:外岡慎一郎氏
題目:「中世敦賀津の舛米について」
  [報告者の一言]
西大寺文書等に散見される敦賀津舛米関連の史料を使用して、敦賀津の地域構成と舛米賦課の重層性について考えたいと思います。西大寺流律宗の展開や山門勢力の影響、敦賀の地域性など論点は多岐にわたりますが、その分さまざまな分野の研究者と議論できることを期待しています。
よろしくお願い致します。

>鈴木由美さん
論文掲載、おめでとうございます。
本名だと、いったい誰だったっけ、という感じですね。
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『豊饒の海』

2006-04-19 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月19日(水)23時43分46秒

>筆綾丸さん
鹿児島近郊の春の海をのんびり泳いでいた鯨が、時速80㎞という無茶苦茶なスピードで突進してきた不審船に追突されてむち打ち症になってしまい、環境保護に熱心な弁護士の応援を得て、船舶の運行会社とそのような航行を認めていた日本政府を相手に休業補償と慰藉料を求めて損害賠償請求訴訟を提起した、という法廷小説を構想していたところ、どうも高速船が衝突したのは流木らしいとの最新ニュースを聞き、断念しました。

>阿哈馬江さん
>定嗣さんの兄弟ですよね?
5歳年上の兄ですね。
それにしても安井久善氏の大著がわずか4千円ですか。

>kariさん
ありがとうございます。
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法窓夜話

2006-04-17 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月17日(月)00時22分0秒    

>kariさん
ありがとうございます。
先ほどメールを送りました。

>筆綾丸さん
これですね。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/t-shinya/yowa25.html

日本でも、主として環境問題の裁判で「アマミクロウサギ」などの動物が原告となって民事訴訟が提起されてますが、当事者能力がないとして却下されてますね。
ま、原告側弁護士のマスコミ向け話題づくり戦略でしょうけど。
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小亀レス

2006-04-15 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月15日(土)16時57分58秒

>筆綾丸さん
>結果無価値
学生時代、辛辣で有名な行政法の先生が、「あれ(行為無価値・結果無価値)は刑法学会でもみんな変だと思っているけど、東大総長が訳したので、文句を言いにくいみたいですね」と鼻で笑っていました。
(注)東大総長・・・平野龍一

>kariさん
>「九条家本諸寺縁起集と慶政の書写活動」
誠にお手数ですが、私にもお願いいたします。
実は昨日、国会図書館で複写しようとしたのですが、関西館所蔵で、しかも科研の関係で複写手続きが面倒らしいのであきらめました。
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海とマタタビ

2006-04-09 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月 9日(日)12時35分3秒

>筆綾丸さん
>マタタビを毒薬
マタタビを硫黄に変えると、「不能犯」の教科書事例になりますね。
構成要件該当性のうち、実行行為性の問題として議論されています。
他方、錯誤論は故意論の裏返しであって、どの程度の認識があれば故意犯としての(重い)責任を問うことができるのか、という問題です。
ただ、確かに「方法の錯誤」は特殊な業界用語であって(もしかしたら誤訳?)、一般人の素直な言語感覚に合わないですね。

>上田篤著「橋と日本人」
筆綾丸さんが引用された部分、私も「橋と日本人」を読んだときに、面白い発想だなあと感心しました。
建築家兼評論家にはやたら晦渋な文章を書く人が多いですけど、上田篤氏は平易な文章で深い内容をあっさり表現される方ですね。

>むらじさん
>松代
そーなんですよ。
神出鬼没の点では真田つながりもあるかもしれないですね。
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論点の整理

2006-04-07 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月 7日(金)18時36分20秒

>筆綾丸さん
「方法の錯誤」という言葉は私にとって猫にマタタビ的作用をもたらすので、ちょっと書いてみます。
刑法総論の通常の用法では、「方法の錯誤」とは行為者の意図した客体とは違った客体に結果が生じてしまった場合、例えば銃でAを殺そうと思って撃ったら隣にいたBを殺してしまった、というような場合を言うと思います。
しかし、「佐介事件」において、どこに「方法の錯誤」があるのでしょうか。
筆綾丸さんは「投櫛を取れば他人となる」「投櫛を拾っても他人にはなれない」と言われていますが、「彼の息女不意にしてこれを取る。」とありますから、そもそも拾ってはいません。
仮に「取った」「拾った」の違いがあったとしても、この点をもって「方法の錯誤」というのは用語として無理があると思います。

さて、筆綾丸さんは御成敗式目第34条との関係を論じておられていますが、「不孝」という表現が出てくることから考えても、まず問題にすべきは親子間の性的関係の違法性ないし反倫理性ではないかと思います。
「投櫛せしむの時取らば、骨肉も皆他人に変る」とは誠に奇妙ですが、あえて近代的な刑法の用語に変換すれば、これは違法性阻却事由かと思います。
本来であれば親子間の性的関係は違法ないし反倫理的である。しかし、「投櫛せしむの時取らば」、他人の関係となるので、違法性・反倫理性は阻却されるのだ、と。

以上のように、関係当事者はあくまで倫理を問題にしていると思いますが、筆綾丸さんのご指摘のように、確かに式目第34条も問題にはなります。
------------------
一、他人の妻を密懐する罪科の事
右、強姦和姦を論ぜず人妻を懐抱するの輩、所領半分を召され、出仕を罷めらるべし。所帯なくば遠流に処すべし。女の所領同じくこれを召さるべし。所領なくばまた配流せらるべきなり。
------------------
こちらでは、親族の場合、そもそも「他人」といえるのかという問題があり、ついで「投櫛せしむの時取らば、骨肉も皆他人に変る」との関係の問題がありますね。
いずれにせよ、「佐介事件」においては、特に錯誤は問題にはならないと思います。

>釈さん
いえいえ。
釈さんに過剰な負担がかかるのを懸念してのことですので、私はどちらかと言えば守護代と思っていました。
ま、お互い協力してやって行きませう。
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栗んと・イーストウッド

2006-04-06 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月 6日(木)21時06分7秒

>栗林
この掲示板でも、三内丸山遺跡の関係で栗林が話題になったことがありますね。
栗林というと、個人的には太平洋戦争最大の激戦・硫黄島の戦いの栗林中将を連想してしまいます。
最近のニュースによると、クリント・イーストウッドが硫黄島戦の映画化を予定していて、栗林中将は渡辺謙が演じるそうですね。
ところで栗林中将は長野県松代町の出身ですが、長野県中野市には栗林遺跡というのがあって、地図で見るとずいぶん近いようです。
たぶん、何か関係があるのでしょうね。

ご子孫・映画
http://www.shindo.gr.jp/magazine/article/0054-050425.htm
硫黄島
http://www.iwojima.jp/
栗林遺跡
http://www.city.nakano.nagano.jp/rekimin/R8.files/kuribayashi.htm
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亀ヶ岡式レス

2006-04-06 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 4月 6日(木)20時54分11秒

>皆様
開店翌日以来、ひさびさの投稿で恐縮です。
掲示板の運営については釈さんと特に話し合ってはいませんが、サイトの編集責任と掲示板管理は一応別ものであり、また釈さんも極めて多忙ですので、従来通り共同管理人二人体制でいいのかなと思っています。
「鎌倉時代史掲示板」から「日本中世史アーカイブズ掲示板」に移行して、これからどのような変化が生じるのか、ちょっと楽しみです。

>KMさん
いらっしゃいませ。
KMさんのブログ、以前から拝見しております。
写真が本当に美しいですね。

>釈さん
>推薦ネタ
ありがとうございます。
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