学問空間

【お知らせ】teacup掲示板の閉鎖に伴い、リンク切れが大量に生じていますが、順次修正中です。

ロゴマーク

2007-02-28 | その他

日本史アーカイブズのロゴマーク、基本デザインがほぼ決まりました。
ひじょーに親しみやすいロゴマークでして、いろんな人に参加してほしい資料ウィキにふさわしいものです。
お披露目は3月27日のアーカイブズ1周年記念日のころかと思います。
お楽しみに。

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史料編纂所図書閲覧室

2007-02-28 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月28日(水)10時11分46秒

一時閉鎖だそうです。

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図書閲覧室の一時閉鎖について(2007.02.27)
 本所では、建物耐震診断の結果、図書閲覧室・書庫等を含む建物部分が必要な耐震性能を満たしておらず、補強工事を行う必要があることが判明しました。つきましては、利用者の安全確保等を考慮し、平成19年3月16日(金)17時をもって一時閉室いたします。
http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/tosho/tosho.html

>筆綾丸さん
柴五郎は実に良い顔をした人ですね。
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/rekishi/jinbutsu/jin19.htm
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/yukari/shiseki/shibakehaka.html

>kariさん
遺伝子工学について真面目に勉強するほどの元気はないのですが、とりあえずマイケル・クライトンの「NEXT」でも読んでみよかと思っています。
http://1984.asablo.jp/blog/2006/12/27/1076696
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宮内三二郎氏のことなど。

2007-02-26 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月26日(月)20時43分33秒

>まろさま
宮内三二郎氏の著書を確認してからお返事しようかと思いましたが、単に小亀レスになってしまい、申し訳ありませぬ。

>とはずがたりが事実の記録ではなく自伝的小説であるなら「とはずがたりの作者」と
>「とはずがたりのヒロイン」は切り離して考えるべきということになります。
これは確かにそうですね。
私としては、自伝的小説だとしても、ではどの程度事実を反映しているのかが重要ではないかと思います。
それはおそらく個々の登場人物によって相当程度の差があるはずですね。
例えば「有明の月」については、宮内氏が詳細に検討されたとおり、多数説(性助法親王)には問題が多いのですが、そうかといって宮内氏の結論(開田准后法助)にも疑問があります。
その原因は作者が極めてわかりにくい書き方をしているためであって、具体的な人物との関係を絞り込めないということは、結局のところ事実との乖離が大きい人物なのではないか、と私は思います。

宮内氏が既に学界では忘れ去られた人のように書いてしまいましたが、まろさまのようにきちんと読まれている方もいるんですね。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/miyauchi-shinken-jo-sonota.htm

>筆綾丸さん
「佳人之奇遇」は早い段階で資料ウィキに載せるつもりでおります。
世界を駆け巡った東海散士は健康そのものの人物かと思ったら、意外なことにけっこう病気がちだったんですね。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2402170/geppou.html

>kariさん
もしかしたら、DNA分析によってkariさんに近い遺伝子を持った人がスペインのどこかの谷にいたり、オセアニアのどこかの海辺にいたりすることが分かる時代になっているのかも。

>阿哈馬江さん
映画会、やりませう。
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女堀

2007-02-21 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月21日(水)21時38分19秒

>NAO4@吟遊詩人さん
>kariさん
いつも貴重な投稿をいただいているお二人にうるさいことを言ってすみません。
管理人としても対応に悩む問題のひとつであり、表現行為への過度の干渉にならないよう注意します。

>信楽さん
いらっしゃいませ。
女堀については、昔、峰岸純夫氏の論文を斜め読みしたくらいで、あまり知識がありません。

>一番先の「をゝな」とは媼(おうな)ではないか
これは確かに説得的ですね。
詳しく論文を当たれば、誰か既に言っていそうな感じもします。
http://www.gunmaibun.org/guide/3/3-7-42.htm
http://www.kubota.co.jp/urban/pdf/19/pdf/19_5_1.pdf

>筆綾丸さん
Iwojimaは興業的には失敗だったそうで、やはり今の一般のアメリカ人には受け容れがたいものなんでしょうね。

>阿哈馬江さん
>企画
釈さんが冗談で言った「吾妻鏡」荒行も禅寺で実現することになり、映画会も実現する可能性はありそうです。
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個人情報

2007-02-20 | その他
個人情報 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月20日(火)11時06分25秒

>皆様
いろんな人がこの掲示板を見る可能性がありますので、個人情報の扱いには配慮をお願いします。

>NAO4@吟遊詩人さん
検索すれば出てくることであっても、公開掲示板であえて書く必要があるのか、管理人としては疑問を感じます。

>kariさん
ついでなので書いてしまいますが、先祖は誰々ですか?という質問は公開掲示板ではまずいと思いますので、今後はご注意願います。
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虚構

2007-02-19 | その他
虚構 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月19日(月)20時40分9秒

>まろさま
>とはずがたりが嘘八百であれば、「とはずがたりのヒロイン、われ」は架空の人物ということにならざるをえません。
論理に飛躍があると思います。
私は「とはずがたり」には虚構が多いと思いますが、そうはいっても、全くの創作とは考えません。
例えば四条隆親・隆顕父子の対立は他の史料にも裏付けられていますが、それを踏まえて「とはずがたり」の関係記事を読むと、当該記事が事実ではないにしても、少なくとも四条家の内情を熟知した人間でなければ書けないものと思います。
このような記事を書く知識と動機を持った人はかなり狭い範囲に絞られるはずであり、私は特殊な仮定はせず、ごく素直に、自ら作者だと言っている隆親の孫、隆顕の姪の女性が書いているものと思います。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/genbun-towa2-20-takaaki.htm

>宮内三二郎氏
異端の変人学者で、国文学界では既に忘れられてしまった人なんでしょうね。.
私は宮内三二郎氏の最大の功績として、とはずがたり・増鏡・徒然草の三つの書物の関係を徹底的に考え抜いたことをあげたいと思いますが、増鏡の著者を兼好法師とする結論は誰にも受け容れられていないし、今後も支持者は出ないでしょうね。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/miyauchi-sanjiro.htm

>阿哈馬江さん
>筆綾丸さん
DVDの売上を減らしてしまったようで、恐縮です。
「あさき夢みし」は一人でしみじみ見るのではなく、大勢で好き勝手に感想をいいながら鑑賞すれば、それなりに楽しい時間が過ごせるかなと思います。
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目井

2007-02-16 | その他
目井 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月16日(金)12時16分15秒

>筆綾丸さん
日付を見たら、もう9年も前の文章ですね。
読み直すと、「この目井というのは、原作には全く出てこない名前。大岡信氏が創作した変な名前である」などと書いていますが、目井といえば当然「梁塵秘抄」を連想すべきでした。
無教養を晒していて恥ずかしい限りですが、自分の学習記録としてそのままにしておきます。
将来、ホームページを全面的に改訂する際には、「とはずがたり」の海外での受容について詳細に検討したいですね。

>釈さん
>あん時ゃ、ヒドイ目に遭いましたわ。
すんまへん。
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あさき夢みし

2007-02-15 | その他
あさき夢みし 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月15日(木)09時57分32秒

>阿哈馬江さん
>綾小路流のK先生
きみまろではなく、披講の方ですね。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~BDN/hikou.html

「あさき夢みし」は私も観ましたが、ATG映画の中でもトップクラスの駄作ですので、正直お勧めはできません。
ジャネット八田は阪神の田淵の奥さんでしたね。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/asakiyume.htm
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新メンバー

2007-02-11 | その他

 完璧に中世に偏っていた日本史アーカイブズの編集陣に、はじめて近世・近代の研究者が加わってもらえることになりました。
 ウィキの始動に向けて、本格的に取り組んで行く体制ができそうです。

 さて、先日の朝日新聞に青空文庫の署名運動の記事が出ていました。
 青空文庫の社会的影響力はなかなかのものですね。
 我が日本史アーカイブズも、将来的には青空文庫に並ぶ存在になりたいものです。


「古典読む自由を」著作権期間延長に反対署名 青空文庫
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200702030264.html

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非実在説

2007-02-05 | その他
非実在説 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月 5日(月)13時55分23秒  

>まろさまさん
はじめまして。
まろさまとお呼びすべきでしょうか。
酒井美意子氏の自叙伝は史料としては使えませんが、読み物としては本当に面白いですね。

さて、「とはずがたり」一冊だけでしたら、非実在説を含め、ある意味、どんな作者像も描けると思います。
ただ、『増鏡』巻十一「さしぐし」に「出車十両、一の左に母北の方の御妹一条殿、右に二条殿、実顕の宰相中将の女、大納言の子にし給ふとぞ聞えし。二の車、左、久我大納言雅忠の女、三条とつき給ふを、いとからいことに嘆き給へど、みな人先立ちてつき給へれば、あきたるままとぞ慰められ給ひける。」とありますので、非実在説からはこの部分をどのように説明するのかが気になります。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/gofukakusa/genbun-masu11-nyogojudai-1.htm

藤本泉氏は私は存じ上げなかったのですが、「とはずがたり」はどの著書で取り上げているのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%9C%AC%E6%B3%89
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素人である私。

2007-02-04 | その他
素人である私。 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月 4日(日)20時14分5秒

>稲村さん
世の中には研究者仲間だけの非公開掲示板が多数あるだろうし、また「素人」が投稿する雰囲気ではない研究者向け掲示板もかなりあるでしょうが、当掲示板が「素人」の参加を歓迎していることは誰が見ても明らかだろうと思います。
そもそも共同管理人の私は歴史学の専門的訓練を全く受けておらず、古文書もきちんと読めないただの「素人」ですから、「素人」の参加を拒否できるはずがありません。
ただ、歴史的事象をきちんと調べようとする態度は大切だと思います。
私は稲村さんから第六天について質問されたから、前回のレスを書いたのではありません。
稲村さんが当掲示板に参加されて以来、ずっと自分の立場を「質問する人」として固定しているような感じなので、その姿勢に若干の困惑を感じただけです。
書き方が少しブッキラボーだったかもしれませんが、私の場合、だいたいこんなものなので、その点はご容赦ください。
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管理人より

2007-02-02 | その他
管理人より 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 2月 2日(金)20時59分26秒

>稲村さん
この掲示板は基本的には中世史関係の情報交換が目的でして、あまり質問が多いと困惑します。
稲村さんの場合、比較的簡単にご自分で調べられることを質問される傾向があるように思います。

>NAO4@吟遊詩人さん
お褒め頂いて恐縮です。
以前はともかく、最近はまことに勉強不足でして、反省しております。
それと、検索の面白さには私もかなり前からハマッているのですが、次第に本当に信頼できる基礎資料がネットに少ないことが不満になりまして、それが日本史アーカイブズを始めたいと思った動機のひとつです。
ウィキ資料集の方も、少しずつではありますが具体化を進めていますので、ご期待ください。
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