生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:ストレスと感受性の関連:その6:幸福な日々の為の自問自答集

2014年11月03日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分の生育史を顧みながら、自分をストレスに追い込み、自分を不幸にした感受性は何か?考えてみましょう。この自己分析は楽しくトライしませんと勉強になりません。自分をストレスに追い込む第一原因は不安感。その不安感は、それぞれの生育史で構築された「理想」と「現実」のギャップから生まれてきます。10代、20代、30-----、と年代によりその不安感の内容が当然、違ってきます。しかし生き甲斐の心理学の視点は大きく分けて3つ。1は宗教的領域(自分の死の問題)。2は生育史から生まれてくる心理的な領域、3は自分の身体の問題、以上の3つです。この3つの領域からの不安感は、まずは朝、目がさめて、寝るまでの間、最初はさりげなく不快な、理解不能のもやもやが湧き出してきます。子供から高齢者まで、教育があろうがなかろうが、不安感という感情が湧きだします。子供は、これが不安感だ、と分かりませんし、高齢者でも、これが不安感だ、と断言する人は心理学を少し勉強した人でしょう。もやもやした不快感なので、周囲の人々に八つ当たりするのが普通の人です。感受性の種類、その程度をキチンと意識化出来る人は、そういません。フロイドは「無意識の意識化」で事の不安感はだいたい解決する、と断言しています。もやもやの実体の解決は、そう簡単に解決には至りませんが、そのもやもやの実体を意識化することで、事の半分は解決、とフロイドは言いたいわけです。今日のブログの結論は上記の3つの領域から最初に湧きだすもやもやを、なんでも、まずは「不安感その1」、「不安感その2」と取りあえず解釈しておいて、その不安感をノートに書きだす努力をすると、自分はどんな領域に神経質か、どんなものに過剰反応するか、ストレスとその感受性の傾向が明確に見えてきます。私の傾向は上記1の宗教的領域での不安感が一番沢山あつたようです。洗礼を受けた後は、その不安感の処理が統合され、整合されたようです。つまりこの不安感は自分を平安感に導入する為のシグナルだ、と解釈出来ると、少し心が安定しました。生き甲斐の心理学の重要なところは、不安感と平安感、は裏と表の関係とされているからです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:448>


自分の「生き甲斐」等の探究の方法について:どんな厳しい現実でも、そこには深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:

(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)


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