生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

愛は半々?:「私は誰?」シリーズ

2013年11月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
家族、友人、恋人、夫婦、親友等の人間関係を観察していると、長く続く事例、直ぐに破綻する事例、色々です。この問題での「他者分析」は殆ど不可能に近いので、「自己分析」を中心に考えていきます。「私とあなた」と言う二人の関係の中での自己分析に焦点をあてつつ、話を進めます。つまり自分の生育史を大切にしつつ、自己分析をしないと暖かい愛は、どう育てられるか理解出来なくなります。現代はさっさと離別していきますが、生き甲斐の心理学を学習しつつ、悔いの無いように、軽率に離別しないように考えながら「明るく楽しく爽やかに生き抜いて」いきましょう。さて、愛は半々、自然体でお付き合いしていても、愛は半々、どちらかの意識の中に、いつも自分が損をしている、と不満があれば、その関係は永続しません。両方が自分はいつも損ばかりしている、いつも犠牲を払い続けているのは私、愛と許しという関係から洞察してみても、いつも自分のほうが許しているけれども、相手はその事に気づいていない、等など、この識別は非常に難しい領域です。どう考えたらいいのでしょう?この自己愛パースンリティ障害という領域はデリケートなので、少々時間をかけて論を進めます。相手に期待するのは人情ですが、ここでは堂々と自分を中心に考えていきます。自分の正中線をきちんと整え、その上で、周囲の人々の幸福を考えないと、周囲まで巻き込んでしまい、そのコミュニティ全体がふわふわと空を流れる雲のように安定しませんので、まずは自分を草原の中の大木にした上で、周囲の幸福を考えていきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:107>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

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