生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

人生を幸せにする技能とは何だろう?

2013年08月01日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
税理士、弁護士、教師など色々の専門性がありますが、人を幸せにする技能とは果してこのような大変な技能だけを言うのでしょうか?そんな事はありません。人が明るく元気に生きていく技能について思索していきます。微笑みの技能が日々の生活での最大の技能ですが、この微笑む技能は自分も人をも幸せにしてくれます。私は或問題で非常に悩み、暗い日々を送っていました。30代の頃です。私のホームステーションは小田急線の或駅ですが、暗い気持ちで道を歩いていました。そして人に会うのが嫌で、小さな道に意識的に曲がりました時、子供にぶつかりそうになり、よろよろとふらつきました。その子は「叔父さん、大丈夫?」と優しく微笑んで私を見つめているのです。その小学一年生くらいの子供の微笑みに触れた途端、私は突然、心が明るくなり、思わず有難う、と言いましたら、安心したような顔をして離れていきました。子供の笑顔が私を元気づけ、その日以来、私はどんどん元気になりました。単純といえば単純ですが、知らない少女の微笑みが私を元気づけてくれたのです。この微笑みは自然なものでしたが、以来、私は意識的に微笑む技能を磨きだしました。わざとらしくではなく微笑むという行為、技能がどれだけ自分を周囲を明るくするものかを意識しています。このような技能でもいいのです。微笑みを技能と考えている時は、ぎこちないものでしたが、段々と訓練していく内に心の中に、本物の微笑みとは何だろう、という哲学めいた修行が始まりました。この微笑みという精神性は案外難しく、偽善的なものも嫌ですし、心から微笑む修行は今でも続いていますが、自分と周囲を楽しくさせる技能としても案外、身近な技能かもしれません。人生を幸せにする技能について皆様はどうお考えでしょう?
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 102>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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