生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

勤勉性

2013年08月03日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
「べき論」:何々すべきだ、という視点は昔より嫌いでした。頭では理解出来るのですが、先輩、宗教家、教師、親、親友からの「べき論」にはうんざりでした。子供の頃は大事な視点として身につけるべく努力していましたが、社会に入り生きるか死ぬか、食うか食われるかというような仕事をしていると「べき論」はあまり役立ちませんでした。そんな私を元気にしてくれるのが嫌な事、仕事でも、避けて通れない場合は、勤勉性、という義務感的な概念を一旦、忘れ去る技能を身につけさせてくれた職場の大先輩が一人いたことです。無理にその「嫌な仕事」を「楽しみ事」に「居直らせる技能」をその先輩が教えてくれました。「嫌なもの」を「楽しませる手法」がこの世の中に存在していた事を知った事です。勤勉性だの義務感だのの「べき論の世界」は「生き甲斐」を喪失せしめ、喜びを半減させる事例が案外多いようですが「その意味」と「楽しむ方法」を悟ると勤勉になろう、という疲労感はなくなり、いきいきと嫌いな仕事がこなせました。以来、このノウハウのお陰で、色々の難しい仕事、国際関係での複雑な業務もこなす事ができました。勤勉性、その最大のノウハウは嫌な事を好きで楽しいものに変身させる知恵と努力しかないようです。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 104>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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