生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自己混乱感

2013年08月06日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
「あ、今、自分は心を取り乱しているな」と気付けば幸いですが、大体の人はこの自己混乱感に気付かぬまま錯乱しているものです。電車でも可愛い子供に向かい酷い言葉を浴びせかけ、見ている私は切なくなり、席を変える時があります。あんなに厭らしく母親から怒られたら、多分、その内、復讐をしたくなるだろうなあ、とも思います。淑女のような女性が勉強会の時などに幼児時代にピアノのレッスンの折、あまりにも厳しく数年間母親に鍛えられたり、受験勉強時代に厳しく言われた事が老いた母親のお世話の折に、その頃の憎たらしい母親を思い出し、おむつの交換の折に、思わず老いて寝ているボケた母の足をつねる自分に驚きました、と泣いて語る場面に遭遇した事があります。この生育史上の自己混乱感は、その人生を左右しますので、暫く考えていきます。自分も周囲も幸せになる為に、人間の、この混乱感について思索する事はとても大事なことです。何が自分を混乱させるのでしょう?
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 107>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

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