生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

私は駄目!何をしても駄目!

2013年07月30日 | 第14章:奈良京都は何故私を幸福にするか
外見は堂々とした紳士、あるいは、非常に美しい淑女でも、少々お付き合いをする内に、心底「自分は駄目、何をしても駄目」と確信している人に時々遭遇します。生育史を傾聴していく内に、さもありなん、なんとついていない人生だろう、と心から涙してしまうのですが、そんな事は顔に出せませんので、悶々と私は仕事上、苦しむ場合があります。この対応方法上の苦しみは私の仕事ですので、その原因を探り、何とか明るく元気に爽やかになつていただきたいと祈りつつ仕事を進めます。大きく分類する不健全な劣等感とは「生きる喜び」を感じることなく、「信じる喜び」もなく、「人生に希望を置くノウハウ」も無い場合、私はその原因を徹底的に他者分析していきます。病的な劣等感は本人は殆ど意識していませんので、中々分かりにくいのですが大きな特徴としては特技が無い場合が多く、その特技の無さが、益々、その人から自信を奪い、自信喪失の危険に追い込んでいきます。会社勤務の場合、税務とか技術分野で特殊な知識を蓄積していける環境の場合は徐々に生きる自信を生みだしますが、主婦業(子育て等)だけの場合、時々、大きな自信喪失現象を起こし、周囲にも心配をかける程のストレス曲線(不安感、イライラ、身体症状、鬱、錯乱の5つ)を発露します。この劣等感の対処方法のありようについての分析は難しいし、根が深いので暫く続けます。
<奈良京都は何故私を幸福にするのか? 100>


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その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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