生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

思考と感情と行動:自分の行動の特色とは?:その4:第5章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年03月25日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「感情に支配される人の悲劇」について思索します。感情が湧きだすと人はそれを実現しようと動き出します。倫理道徳感から見ると、これはまずいなあ、と思えば、多少その行動に縛りがでますが、大体の人は自分の感情を正当化しつつ、動き出します。一旦、自分が動きだせば、益々、その人は、その変な動きでも、その行動の理由づけをしながら動きますから、流れは止まりません。このような人間の行動についてロジャースは「行動は基本的に知覚されたまま、その要求を満足させようとする」と定義しています。その動きをする人がいて、周囲がノーアイディアの場合は、群衆は大体それにしたがい動き出しますので、集団ヒステリーは政治活動にも暴動にも思わぬ異常な行動現象が誕生します。旅先での行動は企画者が或程度冷静に、その方程式を意識して、行動計画を樹立しておかないと思わぬ事件に巻き込まれていきます。日常生活、特に学校、企業、それぞれの団体、コミュニティではこの動きは教科書通りになりますので、悪質なリーダー、または、。それを意識したそれぞれのリーダーは、この集団心理を巧みに応用して支配、または演出していく事例も散見出来ます。行動の特徴は必ず存在していますので、悪意のリーダーに乗せられないように注意する必要があります。法治国家は行動の後に、必ず法律が動き出しますが、特に治安関係は行動が無いと、対処しないので、言論の自由と行動の責任論を意識して生活する必要があります。そろそろインターネットの世界での倫理道徳論は世界のあちこちで法制化されつつあります。とても重要な平和構築の動きの一つでしょう。フェースブックが某政権を崩壊させました。こんな時代に突入しています。責任論の薄い現代の風潮は平和構築の妨げともなっています。行動の結果が自分の人生を決めていきますので、これからも自分の行動の傾向を明るく意識化する努力をしていくと、自分と周囲の人が幸せになっていきます。自分の行動の特色と傾向を焙り出す最良の考え方は、自分の行動が周囲にストレス曲線を撒くタイプか、幸福曲線を撒くタイプか、この意識化で充分でしょう。しかし、自分自身が幸福曲線に居ない場合は、偽物が多く、共存共栄の幸せが前提でしょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:229>

自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。是非、併読いただければ勉強になります。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思考と感情と行動:自分の行... | トップ | 思考と感情と行動:自分の行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

第15章自分は何処へ旅してるのか?」カテゴリの最新記事