生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

思考と感情と行動:自分の行動の特色とは?:その3:第5章:幸福な日々の為の自問自答集

2014年03月24日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
暴力をふるう夫、妻、子供、この家庭内暴力、そして言葉による暴力を、ここでは異常と定義します。正中線を決めておきませんと、話がすすみません。これらの暴力のお陰で、或悟りを拓いたから、一概に夫、妻、子供、言葉の暴力を異常と定義されることにたいして批判される人は、どうか哲学の世界で解釈して下さい。生き甲斐の心理学では、これらの暴力を異常と定義して勉強を開始いたします。カールロジャースという学者は、そのパースナリティ理論・命題5と6で面白い定義をしていますが、その異常な暴力をまずは理解しようと、努力する所は非常に心優しい精神病理学者です。その異常な暴力を理解する為に、その人の内部的照合枠を傾聴せよ、と説いています。日常生活では、恐ろしくて、その暴力をふるう人に面と向かい、その複雑な心境を傾聴しようとする人は多分いないでしょう。心理療法家がセラピストルームで傾聴出来る場面があれば、何とか「何故、暴力をふるうか」は傾聴し、カルテに書ける機会があるかもしれませんが、その面接の場面にまでたどり着けるには関係者の涙と笑いの切ない努力が必要かもしれません。私の経験によれば、暴力をふるいたくなる原因はただ一つ「愛の孤独感」です。暴力をふるう人は心底寂しい哀れな立場の人生をおくってきたようです。このような人が健全な「信仰心」に気付くと、考えられないような素晴らしい愛の人に変身するケースがありますので、暴力を受ける周辺の人々も希望を失わずチャンスを狙って下さい。病的な愛の孤独感は心理療法だけでは中々癒されないようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:228>

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