生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

恩人を思い出すと心はどう変化するか?

2009年08月23日 | 第7章:自分を知る方法
日常生活がどんなに忙しくても困難の連続でも、人の心はそれに慣れていくように出来ています。これは大脳の習性というか本能というか人を元気に生き抜かせる体の仕組み、体の知恵の一つです。人は考えた通りの人間になる、と古代から言われていますが、そんな中で人を豊かにしてくれる知恵の一つが恩人を思い出す作業です。心の病になる大きな原因の一つに感謝の欠落があります。自分は何の為に生きていくのか、というアイデンティティーを統合していく際に自分を育ててくれた人への感謝、食べさせてくれた人への感謝心がないと心が貧しくなり心が病む傾向があります。それを防ぐ対策の一つに恩人を想う作業があります。これを体系的にしたのが<内観>なのですが、内観の指導、世話にあたる人はきちんと勉強した愛の人、本物の親切な人でないと、かえって参加者を混乱させ心に支障を与えてしまいます。わざわざ内観に参加しなくても、日常生活で恩人を想う習慣をつけると人の心は自然と明るく元気になるように創られています。:<恩人:264-3>:

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