生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:意識と知覚 :その14:幸福な日々の為の自問自答集

2015年09月08日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「これはまずいぞ!」と体感的に心の衛生状態や身体の具合をキチンと感じ取れる人ならいいのですが、どんな人でも、年齢が多少増加していくと、感じ取る力が衰えているので、時々立ち止まり感受性を点検する必要があります。若い頃は鼻歌を歌い楽しく往復した近郊の山で遭難死する高齢者の事例のように、案外、心の感度も点検する必要があるのです。心理療法の勉強は自己分析が中心なだけに、想い出していい事例と、その状態では今は、思い出さない方が良い、という事例の識別について思索します。棺桶に入るまで内緒にして、死んだほうが良いのに、敢えて、それを暴露して、周囲を不幸にする人の事例でもあります。良心の呵責を病的に感じすぎている人が、とかく過剰暴露障害症に陥るケースでもあります。さて、簡単な識別方法はストレス曲線を利用することですが、健全な過去の生育史の自己分析の基準はこの「ストレス曲線」なのです。想い出した時、小さな不安感なら大丈夫ですが、想い出した途端に憂鬱になり心乱れた場合は要注意。しかし、また、この心乱れる思い出こそ、これから益々幸福曲線に生きる為に挑戦すべき領域である場合もありますので、あとは、心理学としてよりも、哲学として挑戦したほうが良い場合も沢山あります。例えば「自分の死の意味」のように「棺桶まで封印すべき事例か、生きている間に解決すべき事例か」のように、考え方、体験の解釈の仕方で、棺桶まで、という考え方が、なんだ、この程度の問題だったのか、と世界が変わる事例も多いようです。学友とこの微妙な事例を語り合えるように、信頼のおける学友を数名、おつくり下さい。心理療法の学友は宝物です。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<751>


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自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
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