生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

一番恐ろしい心の病気とは!

2011年03月07日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
病気はどれも厭なものですが心の病気で一番気の毒な病気が自己愛パースナリテイ障害でしょう。愛し愛される世界の話です。親子、親友、夫婦、職場での人間関係の中で、心のオアシスになるのが<優しい心、愛の世界>ですが、愛し愛されるという意識と自覚が無いと、一番不幸なのが本人であることは言うまでもありませんが、この自己愛パースナリテイ障害の人が周囲にばらまく混乱感です。この病気の特徴は(1)自分が一番重要な人物だと錯誤していること(2)限りない成功、権力、知性、美、理想的な愛、空想への没入傾向にあること(3)絶え間なく注視、称賛、自己顕示的態度をしめしていること(4)他人からの小さな批判でも激怒する傾向があること(5)権利ばかりを主張、他人を搾取、理想から他人を裁く、共感能力の欠如。この自己愛パースナリテイ障害は非常にデリケートな領域なので専門家から診断してもらう必要があります。素人には不可能です。ここでは愛の領域が人生では一番重要であること、健全な姿で、愛し愛されるとは、どういう事なのかをもう一度思索してみよう、と考えていただければ幸いです。<4つの心の有り様:376-4>:

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