生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<五感と体感>のレベルで何かを追求する、という事

2011年03月06日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
精神病棟での患者さんを時々思い出します。有名な芸術家(音楽、絵画、芸能等など)も短期間、滞在されていました。人間は思考、感情、行動の3点でのバランスが必要で、特に、その人が日々生活している環境の中での<思考、感情、行動>のバランスが人生を支配していきます。特に、芸術の世界では美意識の追求、感情の盛り上がり、五感と体感の世界での喜びも追求していきます。人は自由意志を有しているのでそれぞれが勝手に生きていけばいいのですが、精神病棟に世話になる事例では、とびぬけて、この五感と体感を優先しすぎた人々が入院してきます。現実生活に戻れないくらい、この五感と体感を優先しすぎてしまうと、頭が少々破壊していきます。厳しい現実の生活に適応出来ない自分を創造しているのです。芸事は進歩しているかもしれませんが、奇人変人の状態に自分を追い込んでいきます。この識別が出来ている人は入院してきません。特にお弟子さんにこの異常な修行を強要するコミュニテイを以前、告発したことがあります。正常な修行を要求する、指導する教室に入る必要があります。<4つの心の有り様:376-3>:

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