散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

びっき山

2018-11-04 | Weblog
Hanakoにいたときイラストをお願いしたことがある、福島在住のイラストレーターさんから個展の案内を
いただいた。福島駅からバスで40分ほど山に入り終点の土湯温泉で下りると、なかなか紅葉がきれい。
そこから30分ほど山道を歩いていくのは大変だから、電話してクルマで迎えにきてもらった。


びっき山 空cafe 「ひるさがりのきのこ」展 ~11/23

森の中に古民家を改装したカフェがあって、営業している店内にイラストレーターのコーチはじめさんが
100点を超えるきのこの絵を展示しているという。コーヒーを飲んだり、きのこの絵を眺めたりしてみようと
思ったわけだった。


元々は養蚕をしていた建物らしい

カフェを営んでいる阿部さんは庭の木立を切り払って、びっき沼のほうに視界が開けるようにして、切った
木を製材してテーブルやカウンターなどを自作したそうだ。養蚕は祖父の代ぐらいで終えて、父の代には
教会のキャンプ施設として貸していた。そこをカフェにした。中はどうなっているかな?


大胆にきのこの絵が飾ってある

こういう内装だと思って、個展やってると気づかないカフェめぐりのお客さんもいるという。小さいきのこ
も、いたるところに飾られている。カフェになじんでるから、そりゃ気づかない人もいるだろう。


庭に面したカウンターでコーヒーを

置いてあるきのこの絵をいろいろ見て回り、亀の甲羅にきのこが生えてる(乗ってる)絵が気に入ったので
購入した。それはカフェを営む阿部さんの息子さんが亀好きで、「亀を描いてほしい」と頼まれて描いた新作
で、その日に飾り始めたものだった。悪いので買うのやめようかと思ったけど、「売れたら見られないかもよ」
と前もって話してあるそうなので、やっぱり買う。また亀を描いてあげてほしい。


女性客がクルマでどんどんやってくる

こうして休日にカフェめぐりする女性たちが本当にいるんだなあ。コーチさんとおしゃべりしたり、もちろん
個展の主役を独占するわけにはいかないので、持ってきた本を読んだりしていたら日が暮れた。なんか
とてもゆっくり過ごせた気がする。


日が暮れるとまたいい感じになるのだ

せっかくきたので、きのこの絵の前でコーチさんと記念写真を撮って帰ってきた。カフェのまわりは電灯が
ないので、足下は真っ暗だけど見上げると星がきれいだった。桜が弘前とだいたい同じ、4月末から5月に
咲き、6月にびっき沼のモリアオガエルが木の枝に卵を産んで、あじさいが8月に咲く……四季折々楽しい
だろうな。近くの温泉に泊まってコーヒーを飲みにくるのもいいと思った。


大きなきのこの絵の前で記念写真を
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