散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

博物館明治村

2013-01-17 | Weblog
平成25年は明治146年、大正102年、昭和88年にあたる……みたいなことを思いながら、岐阜県にある
日本大正村(恵那に1泊)と日本昭和村(美濃太田に1泊)を訪ね、帰りがけ愛知県の博物館明治村へ。
大正村も昭和村も交通が便利とはいえないから、明治村に寄る時間ないかもと思っていたけど、意外に
昭和村と明治村が近いので、いちばん奥地の大正村まで最初に踏み込むのが、三村を回るコツだった。


(回るつもり元々なかったけど)

昭和村のある美濃太田から高山本線で2駅、鵜沼で名鉄の新鵜沼につながり、2駅先の犬山で下りると
バスで30分のところに明治村がある。(写真は鵜沼から見た犬山城)


来てみると、明治村はやっぱり充実してる

全国から明治期の建物を中心に移築してきた博物館明治村。昭和40年(1965年)に開村したここへは以前
来たことあるけど、昭和59年(1984年)に立村した日本大正村、平成15年(2003年)オープンの日本昭和村
を見たあと再訪すると、規模の違いを実感する。大正村が500円、昭和村が800円、明治村が1,600円という
料金の設定が、ちょうどそれくらいになるだろうとなっとくできる。(大正村は主な施設以外は無料)


村の奥に移築された帝国ホテルの中央玄関

ここまでバスに乗ってみた。以前は歩いたけど、バスに乗ってみると園内の随所で面白い説明が聞けて、
いちど乗ってみるのもいいと思った。明治村には、本物のSL、本物の市電も走っていて、古い乗り物が
実際にお客を乗せて動くのはすごい。

 
乗り物は1日券もあって、うまく使うと広い村の中を回りやすい

明治村は有名だから、あらためて説明することもないのかもしれないが、1日でちょうど回りきれるぐらい
だから散歩にうってつけ。都会を離れた山の中で空気がおいしい。明治の遺物に囲まれて独特。

 


明治のカレーは昭和のカレーとそんなに変わらない


監獄の独房は、修道院で見た修行僧の個室とそんなに変わらない


聖ザビエル天主堂では、年に何十組だか結婚式を挙げる


この床屋さんの2階で石川啄木が『一握の砂』を書いた


鴎外や漱石が実際に住んだ家(時期は違う)…『吾輩は猫である』もここで書かれた


代官山の西郷山公園にあった西郷従道(隆盛の実弟)の洋風の屋敷


聖ヨハネ教会堂……(プロテスタントだから絵や彫刻がない)

ほかにもいろいろあるけれど、きりがないからこれくらいに。
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