今日は25日、もうすぐお正月です。
ホントに子供の頃はお正月が楽しみでした。
上から下までぜんぶ新しくするのです。パンツも、シャツも、靴下も、ジャンパーも、セーターも、手袋も、靴も、お正月はすべてが輝いていました。
普段より美味しいものが食べられて、そして、何と云っても“お年玉”です。普段のお小遣いの何倍も収入があるのです。
お正月には、“紙芝居屋さん”が、お年玉を当て込んで、いつもの何倍もの“お菓子と景品”を自転車に、いっぱい、いっぱい、積んで来るのです。
そして、コマ回しに、たこ揚げ・・・・・・、賑やかで、騒がしくて、忙しくて、楽しいのです。
子供の頃のお正月を、もう一度やってみたりして、でも、たぶん、そんなに、楽しくは・・・・・・やる前から、そう思えてしまうのところが、寂しいです。
私の子供の頃は、敗戦後の復興期から高度成長の時代でした。今日より明日が経済的に良くなる時代でした。
そして、いま、今日より明日が経済的に悪くなる時代になりました。テレビや新聞は悪い話ばかりです。
ホントに、何とも、情けない世の中です。
日本は、そんなに「貧しい国」なってしまったの?
不景気何て、“気”のせいです。気の持ちようで景気は回復します。お金が無いのではなく、お金が廻らないだけなのにねェ・・・・・・・。
お金を廻す“キッカケ”を創れば良いのです。
それにしても“貧困”、情けないほど“貧困”、“一億総中流意識”と云われた日本が、あっと云う間に“貧困社会”です。
「総中流意識社会」は“うたかたの幻”だったようです。意識だけが中流でしたから、消えるのも早かったのでしょう。
社会学者に云わせると、戦後の経済格差の少ない社会は、歴史的に「特異」だったようで、いまの世の中の方が一般的なあり方だと云う話を耳にしました。
経済的に豊かでなくても、それなりに「楽しく暮らせる社会」が、理想的で、自然で、無理の無い社会のように思えます。
みんながみんな、金持ち成ろうと思い、競争する社会は異常なのです。
落語の「まくら」で、毎日家でゴロゴロ寝ている与太郎にご隠居さんが、
「与太郎! そう毎日ごろごろ寝ていないで働いたらどうだぁ!」
「ご隠居さん、働くとどうなるの?」
「そりゃー、おまえ、お金が稼げるよ」
「お金が稼げると、どうなるの?」
「お金が稼げると、暮らしが楽になる」
「暮らしが楽になると、どうなるの?」
「そりゃーお前、毎日寝て暮らせる」
「それじゃー、いまと同じだぁ」
お後がよろしいようで。
それでは、また明日。
ホントに子供の頃はお正月が楽しみでした。
上から下までぜんぶ新しくするのです。パンツも、シャツも、靴下も、ジャンパーも、セーターも、手袋も、靴も、お正月はすべてが輝いていました。
普段より美味しいものが食べられて、そして、何と云っても“お年玉”です。普段のお小遣いの何倍も収入があるのです。
お正月には、“紙芝居屋さん”が、お年玉を当て込んで、いつもの何倍もの“お菓子と景品”を自転車に、いっぱい、いっぱい、積んで来るのです。
そして、コマ回しに、たこ揚げ・・・・・・、賑やかで、騒がしくて、忙しくて、楽しいのです。
子供の頃のお正月を、もう一度やってみたりして、でも、たぶん、そんなに、楽しくは・・・・・・やる前から、そう思えてしまうのところが、寂しいです。
私の子供の頃は、敗戦後の復興期から高度成長の時代でした。今日より明日が経済的に良くなる時代でした。
そして、いま、今日より明日が経済的に悪くなる時代になりました。テレビや新聞は悪い話ばかりです。
ホントに、何とも、情けない世の中です。
日本は、そんなに「貧しい国」なってしまったの?
不景気何て、“気”のせいです。気の持ちようで景気は回復します。お金が無いのではなく、お金が廻らないだけなのにねェ・・・・・・・。
お金を廻す“キッカケ”を創れば良いのです。
それにしても“貧困”、情けないほど“貧困”、“一億総中流意識”と云われた日本が、あっと云う間に“貧困社会”です。
「総中流意識社会」は“うたかたの幻”だったようです。意識だけが中流でしたから、消えるのも早かったのでしょう。
社会学者に云わせると、戦後の経済格差の少ない社会は、歴史的に「特異」だったようで、いまの世の中の方が一般的なあり方だと云う話を耳にしました。
経済的に豊かでなくても、それなりに「楽しく暮らせる社会」が、理想的で、自然で、無理の無い社会のように思えます。
みんながみんな、金持ち成ろうと思い、競争する社会は異常なのです。
落語の「まくら」で、毎日家でゴロゴロ寝ている与太郎にご隠居さんが、
「与太郎! そう毎日ごろごろ寝ていないで働いたらどうだぁ!」
「ご隠居さん、働くとどうなるの?」
「そりゃー、おまえ、お金が稼げるよ」
「お金が稼げると、どうなるの?」
「お金が稼げると、暮らしが楽になる」
「暮らしが楽になると、どうなるの?」
「そりゃーお前、毎日寝て暮らせる」
「それじゃー、いまと同じだぁ」
お後がよろしいようで。
それでは、また明日。