歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

不況はチャンス!で世は移ろう。

2008年12月23日 | 雑談
世の中は年末です、師走です、そして、不況です。

このところ、テレビは不況ネタばかり、あの米国の“ピック3”を追い落とし頂点に立って、来期は世界生産1千万台の大台か?何て噂もあったトヨタ。

それが、赤字に転落だそうです。しかし、これまでしっかり貯め込んだ“内部留保”は、こんな時に使わないの?

トヨタだけでも、何十兆円の蓄えを持っているんじゃないの?

それにしても、もう、車はこれまでのように売れないでしょう。必要があって買っていた人達は、たぶん、半分ぐらいです。

車は、夢を“買わされていた”のです。必要があって買っていた人も、必要以上の車を買っていたのです。

私も、これまで買い換える度に、上級の車種を選択して来ました。そして、いまは経済的にも、次回の買い換え時は、必要にして十分な下級車種を買い求めます。

必要な人は、必要にして十分な車を選び、不必要な人は買わなくなり、その結果、売れなくなる。

経済が回復したとしても、自動車産業は確実に縮小します。これは時の流れです。

車に限らず、すべての物質的消費は縮小します。必要以上に物を所有する事で、豊かさを実感する、そんな時代は終わります。

大量生産、大量消費の為に、多くの“犠牲”が必要だった事に、みんな気が付き始めました。

精神と肉体をすり減らし、低価格で高品質な商品を、大量に造り、必要ない人に、必要と思わせ買わせる、そんな時代は異常だったのです。

そうなんです! ゆっくり、のんびり、だらだら、貧しく、楽しく・・・・・・、そんな世の中が来るのです。

貧しいと、人は助け合います。助け合わないと生きて行けないのです。

競争の世の中から“助け合いの世の中”になります。

何か、宗教臭くなってしまいました。

兎に角、“競争は進歩の原動力”何て戯言から解き放されましょう。

進歩などしなくても良いのです。人の世は“移ろい”ますが、進歩はしないのです。

不況こそ、チャンスです。


それでは、また明日。



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