歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

立憲民主党の支持率は何故低下した?のでは無く!結党時は何故高かったの?を問うべき!

2020年10月23日 | 世間話し

前回、菅政権の話をしましたが、もしかして?しなかった?

それでは、簡単にまとめると、安倍政権よりも、かなり、かなり、「筋」が悪い政権になりそうです。

安倍政権は改憲命で、明治憲法への回帰が最高の政治課題だったのですが、菅義偉クンには、特に、何も、無いのです。

理想も、将来の国家像も、政治哲学も、知性も、見識も、良識も、持ち合わせず、地位と、権力だけを目指して、ここまで上り詰めて来たのです。

世の中「金と人事」で動かせる、正義だとか、民主主義だとか、人権だとか、自由だとか、そんなモノは、建前で、きれい事で、どうでもいいと思っているお方です。

世の中は、汚いことも、狡いことも、卑しいことも、それは、それで、それなりに必要で、それが世間だァ!それが政治だァ!と、堅く、堅く、信じているのです。

でも、しかし、こんな菅政権でも、国民の支持は、それなりにあるのです。新聞テレビが新政権へのご祝儀で、地方出身話とか、苦労人の立身出世話とか、パンケーキ好きおじさん話とか、連日報道。

でも、しかし、こんな事で支持率は上がってしまう、日本の今日この頃。

それにしても、それに対抗する野党です。立憲民主党です。

立憲民主党と国民民主党が合流して、新?立憲民主党になったら、両党の合計よりも支持率は低下。

世間で、それなりの方が、何故?立党時よりも、いま何故、支持率が低いのか?何て、問題の立て方を見かけるのですが、ここで、ハッキリと、力を込めて、申し上げます!それは逆!逆なのです!

立党時は何故?高かったのか?何故、何が、支持されていたのか?を、考えるべき!なのです。

あの時の支持は、枝野個人の人気が大きく影響していたのですが、それは、枝野が政治家として、党首として、リーダーとして、その能力とか、その政策とか、理解され、支持されていた訳ではなかったのです。

民主党が解散して、希望の党へ全員で雪崩れ込もうとしたら、「緑のたぬき」の排除の論理で、行き場を失った議員を枝野がまとめ、結党したのが立憲民主党。

立憲民主党に投票した動機は、有権者の、同情と、哀れみでした。そんな、こんなで、野党第一党の地位を獲得したのです。

兎に角、弱いモノ虐めで可哀想だ!で、獲得した得票、議席でした。哀れみと同情は長くは続きません。

立憲と国民が合流して、「新しい立憲民主党!」と、幾ら叫んでも、国民の反応は、何処が?と、なるのです。

新しい党には、新しい政策が、新しいリーダーが必要です。

菅政権のまわりに、たむろし、ささやく、ブレーン連中は、「自助、共助、公助」の、今は昔となった、新自由主義者です。

「自助、共助、公助」を声高に唱える連中は、自ら勝ち上がってきた経験で物事を見ているのです。世の中、全員が勝者にはなれません。

今の世の中、格差が拡大し、自助や共助では、どうにもならない状況にいたっているのです。

それで、立憲の新しいリーダーですが、政策的に「反新自由主義」で、人柄的にも、それなりの方が、中堅にも、若手にも、そこそこ居るようです。

今の世の中、政治家には言葉と外観が大事。見栄えのする容姿で、胸に響く、胸に届く、熱い言葉を、熱い情熱を持って語り、マスコミも採り上げざるをえない、そんな方の出現を期待しています。

今の世の中、政治家も人気商売?兎に角、マスコミへの露出度が勝負なのです。

自民党には、次期総理候補が、それなりに居るが、野党には見当たらないなんて、コメントを見かけますが、これは、単に、マスコミへの露出度の問題です。

政権政党はマスコミ露出度では圧倒的に有利です。党三役、内閣の大臣、副大臣、政務官等、それなりにテレビ新聞に登場し、それなりに顔と名前が売れるのです。

野党と云えば、唯一、国会の、各種委員会、特に予算委員会が、顔と名前を売る場です。

それで、国会中継ですが、生中継で見ている方は、かなり、かなり、かなり、限られています。ニュースは編集されています。

野党の質問に対する、首相、閣僚の答弁が「しどろもどろ」や、「はぐらかし」や、「とんちんかん」で意味不明でも、それなりに見えるように、それなりに編集され放送されます。

特に、特に、NHKのニュースは職人技と云っていいほどに、見事に編集され、あの安倍クンが、それなりの総理大臣に見えてしまうのでした。

そして、来週月曜日から、臨時国会です。菅首相の所信表明、これは原稿の棒読みですから、まあ、問題ナシ、但し、漢字の読み間違いや、言い間違い、ページ飛ばし、等はやらかすかも。

問題は、予算委員会の答弁。自民党からも、菅首相の答弁能力に、不安や、心配や、疑問の声が聞こえているので、相当に危ないことは間違いないと思います。

でも、どんなに、見栄えが悪く、情けないほどに、無能でも、いや、無能故に、かなり、かなり、危険だと思うのです。

それにしても、菅さん、ベトナム訪問で、ASEANをアフガニスタンと読み間違えたのには驚きでした。

それと、「ASEANが好きです」とも云っているのです。ASEANは地域協力機構です。機構が好きって、どういう事?

まあ、兎に角、臨時国会、楽しみです。

 

それにしても、今日の新聞報道で石破茂氏が派閥の代表を降りたとの報道。たぶん、これで石破派は消滅。石破氏の自民党での政治生命はお終い。唯一残された道は、離党し新党を立ち上げ、立憲との共闘の道。

 

それでは、また。

 

 

 

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菅義偉政権に対する日本学術会議!技ありで菅政権の勝ち?世の中は知性よりも反知性!

2020年10月06日 | 世間話し

日本学術会議の会員問題で揉めています。

会員210名で、その半数が3年に一回入れ替わるのです。

今回、105名の会議側の推薦者105名に対して、6名が菅政権から任命を拒否されたのでした。

安倍政権を継承しているのです。

前回の2017年より、政権側が人事に介入していたようです。でも、学術会議はその事実を公表していませんでした。

いまになって、学問の自由を叫んでいるのです。

日本の知性を代表する方々がこれですから、こんな菅政権が70%の支持率があっても不思議ではありません。

学問とか、表現とか、言論とか、そんな自由が奪われたところで、ふつうに暮らす国民の日常生活に、何の影響も無いのです。

ふつうに暮らす国民の日常生活に、影響がおよび始める頃には、それは、もう、どうにもならない、どん詰まりで、世の中は、終わっているのです。

日本は、もう、引き返せないかも? この流れを変えることは不可能?

ここまで来たら、急がば回れで、いっその事、この流れに逆らわず、身を任せ、流れに棹さし、加速させ、破局への時間を短縮させた方が・・・、何て事を考える、今日この頃。

本日は、とても、とても、悲観的な、お話でした。

 

それでは、また。

 

 

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