歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

胃カメラ飲んで、本日酒は“控え目”に飲む!

2008年12月04日 | 健康
何となく、最近、胃の調子があまり良くなかったので、先週、病院に行って来たのです。そして、本日、胃カメラと超音波検査をしてきました。

胃カメラは4、5年前に二度経験しているのですが、一度目は何て楽な検査と思ったのです。自分でも映し出される画面を眺める余裕がありました。

ところが、一年ほどして、二度目の検査時は、これが、へぼ医者で下手くそで、大変苦しい思いをしたのです。

そして、三度目の今日です。

先ず最初は超音波で内臓の検査。

これはまったく苦痛は無いのですが、初めて受けた十数年前は、お腹の表面を撫で回され、くすぐったくて笑いそうになった記憶があります。

超音波検査はこれまでに、人間ドックに入った際に何度も受けているのですが、いつの頃からか、まったくくすぐったく無くなってしまいました。きっと、老化により感覚が鈍くなったのです。

それで、人間ドックの超音波検査なのですが、以前の病院では、3人の検査技師が居て、一人が中年のおじさん、二人が若い女性でした。

その内の一人が“かなりの美人”で、可愛い声で“ハィ、息を吸ってェ~”“ハィ、そのままァ”“ハィ、楽にしてェ”何て、事で楽しく検査が進行するのです。

いつも、検査待ちで廊下で待っていると、名前が呼ばれるのですが、男の声だととガッカリしたものです。

今日の超音波検査は“中年肥満体”のおっさんでした。

超音波が終わり、いよいよ胃カメラです。

以前よりも、喉の麻酔が強かったのです。以前はスプーンで軽く一杯の液体を口に含ませ、喉の奥で留める方法だった様な気がします。

今回は、小さな紙コップに入れた液体で“うがい”をする方式でした。一回約5秒ほど、喉の奥でコボコボするのです。それを5回繰り返します。

ゴボゴボを終わり数分後に迎えがき来て、検査室に向かいます。その時点で口の中は麻痺して、妙な気分と云うか、かなり不快です。

検査室に入り、ベットに横向きで寝ます。医師から「以前に検査を受けた経験は?」

「はい。5年ほど前に」

「その時は異常はありましたか?」

「いいえ」

「それは何と云う病院ですか?」

「はい。○○病院です」

「はい。分かりました。それでは、検査を始めます」

病院の名前何て聞いてどうするの?と、思いつつ検査が始まりました。室内の照明が落とされ暗くなります。

辺りを見ても何処にも映し出される画面は見あたりません。最近は患者に見せないのが普通なのでしょうか。

目をつぶっていると、顔のそばに光が近づくのが分かります。カメラの先端が迫ってきたのです。

「入れますよ」の声。舌を擦って入って行くのが感じます。

「ここが一番つらいところです、我慢して下さい。肩の力を抜いて楽にして下さい」。そんな事云ったて、一瞬呼吸が詰まりそうになります。マウスピースを思いっきり噛みます。

鼻で呼吸するのを忘れ、口で呼吸をしてしまうのですが、無理に鼻で呼吸するよりも、口で呼吸する方が楽です。

そう言えば、胃カメラ準備室で待っている間、周りをキョロキョロ見たのですが、いろいろと検査時の注意事項が書いてあるのですが、検査中の呼吸方法についての説明書きは見あたりません。

検査前に、医師や看護師からもその点に関する説明はありませんでした。彼らは日に何回も検査をする訳ですが、患者の方はせいぜい1年に1回です。

呼吸法の説明ぐらいあっておかしくありません。彼ら、彼女らは、胃カメラの検査を受けた事があるのか? 

胃袋や病気を診る前に、目の前の人間を良く観察し、患者の視点で物事を考える訓練をしなさい。と、私は云いたい。

数分か10分弱かで検査は終了、喉から口内は麻痺状態。唾も飲み込みづらいのです。

5分ほどして、検査結果の説明です。結果は“極軽い炎症”があった程度で内臓、胃、すべて特に治療要する症状はありませんでした。

薬は出しますか? と云われたのですが、前回の薬が残っていますし、かなり良くなりましたので、大丈夫です。と返答。

ヨカッタ。ヨカッタ。と診察室を後にしたのです。最後に会計。超音波検査、胃カメラ検査で診察料は5280円でした。

日本の医療保険制度は大したものです。アメリカだったらきっと百万円はとられます。たぶん。

さぁ。これで、安心と、ビールを買って帰ったのですが、帰り際にもらった紙切れを帰宅後に読むと、


こんな事が書かれていたのです。

今晩、アルコールを飲むか、飲まざるべきか、悩んでいるのです。

この“御遠慮”下さい”を、どう解釈するのか?

“禁止”ではなく、“遠慮”です。遠慮して飲むか? 辞書によれば「控え目に振る舞うこと」とあります。

多くは飲むな、控え目にしろの意味。


さぁ、今晩どうするか? 控え目に軽くいきますか。


それでは、また明日。


コメント (4)
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