歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

映画『新しい人生のはじめかた』さすがロンドンしっとりで良かった!

2013年11月27日 | 映画の話し
こう云う、ストーリー展開も、配役も、オジサンにとっては、なかなかヨカッタです。

そして、舞台がイギリスのロンドンで、映し出される風景も落ち着いていて、しっとりしていて、大人の雰囲気が漂って、とてもイイ作品でした。

オープニングで映し出された年老いたシワだらけの手に、これは誰なの?と、思ったら、


暫くぶりに見た、CM作曲家のハーヴェイ役、ダスティン・ホフマン。


私としては、知らない俳優の方が物語に入り易くていいのですが、今回は残念ながらそうではありませんでした。

年老いて時代に追い越され、仕事を干されそうな状況のなか、離婚し別れた娘の結婚式に出席するためロンドンを訪れ、新たな女性と知り合い、心を通わせ、新しい人生を始めるお話。

それで、イギリスには空港で入国者にいろいろ質問して、統計をとるお仕事があるようです。もしかして、日本でもそんなお仕事があるの?


この“公共統計局”の女性職員“ケイト”、公務員?で地味な仕事で、見た目も、性格も地味で、目立たない中年女性と、お払い箱のCM作曲家とのラブストーリーが展開していきます。

それなりに結論は分かっているのですが、それでも、それなりに、なかなか見せてくれました。

ケイトを演じた女優、知的で、落ち着いていて、しっとりとした演技で、まさに?イギリスの女性?と云う雰囲気をだしています。でも、ちょっと、いや、かなり、身長が高いので<可愛らしさが不足?

でも、イギリス女性と云うと、地味で、知的で、しっかりしていて、ガッチリとした体型で、あまり可愛げなく、男勝りで・・・、そうです! “鉄の女”の“サッチャー元首相”を思い出します。

ケイトを演じたのは、女優でアカデミー主演女優賞を受賞し、脚本家で、アカデミー脚色賞を受賞したと云う、ケンブリッジ大学を卒業したイギリスの有名な方だそうです。

1959年生まれで、この作品は2008年制作ですから、49歳の時の作品です。まあ、そんな感じです。ついでにダスティン・ホフマンは71歳です。かなり若く見える?

それで、ハーヴェイとケイトですが、二人はいろいろあって、


落ち込んで、バーで偶然出会うのです。落ち込んだどうし、それとなく、なんとなく、二人はランチを共にし語り合い、それとない感情を互いに抱き始めるのです。


そして、ハーヴェイはケイトの通う小説の講習会に着いていきます。舞台はロンドンですから、これはテムズ川でしょうね。


河畔のシーンが


とても、印象的で、景色を見ているだけでイイです。さすがは大英帝国の首都です。


そして、いろいろあって、二人で娘の披露宴に押し掛けていき、案内されたのが子供達のテーブル、二人の反応、子供達の反応、このシーンは笑えました。


披露宴が終わり、こんな素敵な広場で、


二人は夜明けまで、語り合い、打ち明けあい、


愛し合い、


昼に、また、ここで、会うことを約束するのです。


このシーンは、ロケーションもイイし、セリフも演技もイイし、バックに流れる音楽も、とてもイイです。

ここで二人は、新しい巡り会いで、新しい愛を掴んで、目出度し、目出度しで、終わるかと思いきや、もう一捻りありました。

そして、昼が来て、ケイトは同じテーブルで待つのですが、


いくら待っても、ハーヴェイは現れません。それなりの不安が、すこしずつ、すこしずつ・・・。


夢のような展開に、それなりの不安をいだいていたのですが、


やはり、これが現実だったと、あきらめ、その場を立ち去るケイト。


まあ、このシーンはそれなりに可哀想なのですが、観客はハーヴェイが心変わりしたのではなく、心臓発作で病院で治療と検査を受けていて来られないのを知っていますから、それなりに安心なのです。

そして、翌日、小説の講習会が終わり出て来たケイトに事情を説明するハーヴェイ、このシーンのセリフがイイです。

「とても楽しかったわ、あなたのことが好きよでも夢物語は終わりね、私はロンドンに住みあなたは・・・」
「ニューヨーク」
「そのとおり、月曜日には日常に引き戻される、仕事もあるし家族もいるわ、楽しかった、ありがとう、だけど・・・現実じゃない」
「現実だ」
「違う」
「現実だ、現実だよ、夢物語じゃない、僕には現実さ」
「でも私にとっては現実とは言い切れないの、あなたは私を知らない“噴水に来ないで”と思った、約束の昼に現れないで”と願ったわ、そのほうが気が楽だから、あなたは私の人生に飛び込んできたの、そんなあなたを受け止められないわ、自分が傷つくのが怖いから、いずれ“性格が合わない”とか何とか始まる、そして別れて傷つくそれがイヤで・・・」

「正直言うとこうよ、あきらめて生きるほうが楽なの、楽な生活を奪おうとしてるわ」

「私たちうまくいくと思う?」
「まるで見当がつかない・・・・・・、でも頑張る・・・・・・、約束するよ」
「散歩する?」
「しよう」



いろいろあって、


結ばれるのです。


ケイトは背の低いハーヴェイに合わせてハイヒールを脱ぎます。


とても良い笑顔です。


これで、ハッピーエンド。


とても、とても、ヨカッタです。

それではまた。


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映画『アイリス』 悲しくも情け無いジョン・ベイリーに同情

2013年11月25日 | 映画の話し
先日、『アイリス』を観ました。

いつものように“NHKBS”で放送された録画です。

この作品、出演俳優も、作品内容も、世間の評判も、何の予備知識もなく見たのです。

オープニングは全裸の水中シーンから始まるのです。もちろん全裸で泳ぐのは女性です。もう一人の男は下着姿です。まあ、それほど鮮明ではなく、それほど美しいシーンでもありません。

若き日のアイリスを演じた女優もそれなりに有名な方だそうで、



かなり大胆に脱いでいました。オジサンは眼が醒めました。立派な?躰です。



この全裸で泳ぐシーンには、それなりの意味があったようです。娯楽映画としての、サービスカットでもあり、私は知りませんでしたが、イギリスの観客は、それなりにこのシーンを分かって観ていたようです。

それで内容ですが、まあ、云ってしまえば、いわゆる“老老介護”なのです。但し、介護されるのはアルツハイマーの奥さんで、介護するのは旦那。それなりに良くある事です。

但し、奥さんが著名な作家で、旦那もそれなりの作家で、物語は旦那の視点で、過去と現在を行ったり来たりしながら展開していきます。

とても、とても、旦那の“ジョン”には同情を禁じ得ないのです。兎に角、奥さんの“アイリス”に振り回されるです。

兎に角、アイリスには堅苦しい世間の常識は通用しないのです。知識への興味、人間への興味、気の赴くまま、自由奔放なのです。


生真面目で、優しくて、常識人のジョンにとって、そんなアイリスは、とても、とても、魅力的に映ります。自分にないモノに惹かれるのは、古今東西世の常なのです。

アイリスには、ジョン以外に付き合っている男が何人も居るのです。

そして、その事をジョンに隠す風でもなく、問いかければ答えてくれるのです。


相手に知的な興味を抱けば、セックスしても当然、相手に妻子がいても、それは、それで、何の不都合もないと・・・、それが同じ女性であっても当然なのです。

アイリスにとってジョンは一部であり、ジョンにとってアイリスは全てなのです。自分が愛した女性の全てを知らないことの苦しみ、可哀想でした。

30代?で出会って結婚し、70代?で奥さんはアルツハイマー。作品では、40代、50代、60代は描かれていませんが、それなりに自由奔放だったのでしょう。

そんなアイリスを愛し続け、それでもアイリスは自分だけのものにできず、そして、そういうアイリスだからこそ、惹かれ、愛してしまう自分。

アイリスを理解しようとする自分が居て、しかし、許せない自分も居て、理解している素振りをし続ける事で、アイリスに振り向いて貰う、悲しい自分。

これは、とても、とても苦しいことです。ジョンに同情しました・・・・・・が、でも、男として、すこし情け無くも思えたのです。

でも、ふつう、アイリスのような女性は固定的な婚姻関係は嫌うと思うのですが、何故にジョンと結婚したのか? 単なる、心と身体の休憩所的な存在? だとしたら酷い女ですが、そこまでではなくても、アイリスはジョンの苦しみを充分に理解していた様には描かれていません。

老境に差し掛かり、ジョンは、やっと、やっと、アイリスを自分一人で独占できる、と、思っていたら、アイリスはアルツハイマーになりジョンを認識できなくなるのです。悲しいです。可哀想です。情け無いです。



アルツハイマーのアイリスは、すべてをジョンに頼らなくては生きて行けなくなったのです。アイリスにとってもジョンがすべてになったのです、でも、しかし、ジョンが誰だか分からないのです、ホント、可哀想です。

そんなアイリスの寝姿を見て、昔を思い出し、“誰と寝ている夢を見ているのか!”と感情を抑えきれず、大声で問い詰めてしまうのです。

未だに嫉妬しているのです。これは、ホント、悲しくて、可哀想で、そして、情け無いシーンした。

見終わって、悲しくて、寂しくて、少しだけ可笑しくて、どうしてそんな女に惚れたんだ・・・惚れてもいいけど・・・、でも、結婚はしない方が良かったのに・・・、男って、女って、男女関係って、そういうことが、あるんだよなぁ・・・何~て、思ったりしたのです。

それで、“アイリス”は実在の方で、『イギリスで最も素晴らしい女性』と形容された作家アイリス・マードックで、“裸で泳ぐのが好き”で、“バイセクシュアル”で、イギリス人はそれなりに知っているようです。

そりで、見終わって、調べたら、

アイリスの晩年を演じたのは、イギリスを代表する大女優“ジュディ・デンチ”で、

ジョンの晩年を演じた“ジム・ブロードベント”がアカデミー賞助演男優賞を受賞したそうで、

監督はイギリス演劇界の重鎮リチャード・エアーで、

原作はアイリスの夫で作家で文芸評論家の“ジョン・ベイリー”なのだ、そうです。

もしかして、“ジョン・ベイリー”はこの原作で初めて名前が知られるようになったの?

それと、“作家アイリス・マードック”の晩年の私生活は、この作品で知られるようになったの?

そして、見終わって考えたのですが、当たり前ですが、これは、“ジョン・ベイリー“から見た、“アイリス・マードック”なのです。

と、云う事は、そして、ですから、描かれているのは、“アイリス・マードック”の半生ではなく、これって、もしかして“ジョン・ベイリー”の半生では? と、思えてきたのです。

たぶん、間違い無い。

兎に角、それなりに、イイ作品でした。

それでは、また。



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TBS赤坂サカスは“坂”と桜を“咲かす”の捩りでした

2013年11月22日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

ランチに“俺のハンバーグ”を食べて、TBS界隈を歩いて見ようと、一ツ木通りを歩いています。

中華そば屋の脇、こんな処にお不動様、本殿は坂の上なので眺めるだけにしました。


徳川御三家、紀州徳川家の御祈願所だそうです。


ちょこっと裏道に入ったら、黄色い“大きな小鳥”が二羽。あまり予算を掛けていない、コンセプト不明な空間です。


ここは昔、TBSの社屋が建っていたと思ったのですが、いまでは“赤坂Bisタワー”と云うそうで、地上39階で高さ180メートルのオフィスビルになっていました。1・2階は“食い物屋街”になっています。三井不動産の持ち物?


Bisタワーの先を右に曲がると、見えて来ましたTBSの社屋。


社屋の前には「赤坂BLITZ」と云う、立ち見で1400人収容のライブハウスだそうです。そうですか知りませんでした。

“BLITZ”の後ろに見えるのが、1324席の“赤坂ACTシアター”この施設の名称は何度か耳にしたことがあります。それにしても、この二人はくっつき過ぎ!因みによその国のお方です。

“BLITZ”の脇の階段には、


かなりの人だかりが、何かの入場待ち? 一帯は音楽流れ、何やら案内の声が流れ、とても賑やかで、お祭りのようです。さすがに東京、大したもんだと感心したのであります。


これが、それなりに自慢の400インチモニター“Sacas400”


あちらこちらで人が並んでいます。


知りませんでした。


それではテレビ局へ向かいます。


内部は撮影禁止なのです。確かにテレビ局の社屋の中でお食事しているのですが、でも、一般客が入れる1階は、何処にでもある、単なるお土産屋さんと食堂でした。

スタジオ見学コースみたいなモノはあるの? もう気分は“帰路モード”に入っていたので、チラ見して外に出ました。

21階建て133戸の高層賃貸マンションに、オフィスビルに、劇場に、ライブハウスに、そして放送局、いろいろな施設がある赤坂サカスです。

坂の街の赤坂と、“桜を咲かす”を捩ってつけたそうです。敷地内には11種類100本のさくらが植えられているそうです。

しかし、ホント、大したもんですTBS。

感心して、そろそろ疲れて、駅に向かいます。

地下鉄の赤坂駅も大したもんです。かなり広々しています。


東京駅から東京キッテ、日比谷公園を抜け、警視庁の前を通って憲政記念館、国会参観バス駐車場の休憩所で激安缶コーヒーを飲んで、国会図書館の脇を通って、自民党本部の手前から脇道に入って、メキシコ大使館前を通って外堀通りに出てランチ。そして一ツ木通りを歩いて、TBS赤坂サカスを見物して終点、赤坂駅から帰途についたのです。

この日は憲法記念日、久しぶりの東京散歩、とても良い運動になりました。

それでは、また。






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ランチは赤坂で“俺のハンバーグ”と生ビール

2013年11月20日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

議事堂脇から裏道に入り、メキシコ大使館と日比谷高校に挟まれた「新坂」を下って、外堀通りに出ました。

画面奥が赤坂見附の交叉点、そびえ立つ高層ビルは“ホテルニューオータニ東京”です。これからの人生で、たぶん関わることの無いホテルです。

それにしても、人影も、車影も、とても、とても、疎らな憲法記念日の午後です。


1時を過ぎました、兎にも角にもランチです。横断歩道を渡ると直ぐに眼に飛び込んで来たのが“ハンバーグ”の文字。

我々は“ハンバーグ・ナボリタン・カレーライス第一世代”です。でも、最近は糖質を制限している為、外食は9割方ハンバーグになりました。

“俺のハンバーグの山本さん”に決定。


階段を下り、入り口のガラスドア越しに店の様子を窺います、まずまずの雰囲気と判断、ドアを押し店内に入ります。


1時を過ぎた店内には先客は無し、席数は30席前後。


店員に案内され一番奥のテーブルに着きました。ちらっと胸の名札に眼をやると店長の文字、それなりに感じの良い30代後半の男性です。

何故が背もたれの後ろには割れたワイングラスが“飾られ?”ています。夜は“俺のワイン酒場”になるようです。


メニューを拝見。


やはり、ここは、“俺のハンバーグ1600円”に決定。連れは“おろしハンバーグ1100円”に決定。


どちらにも、サラダと野菜ジュース、御飯と味噌汁がセットになっています。連れは御飯と味噌汁はカット。私は御飯を半分にして貰いました。それと生を一杯。

味噌汁は出汁が煮干しで、何か、暫くぶりで、とても懐かしい感じ。赤坂で味わう煮干しの風味はとても格別。テーブルにはフォークとナイフは無く、きっちりと箸が用意されています。これは気に入りました。さすが!俺のハンバーグ。


お腹が空いていた所為で?写真を撮るの忘れ、かなり食い散らかした段階での撮影となりました。何が何だか分からないハンバーグの残骸写真。


食後の感想としては、まあ、それなりに美味しいハンバーグでした。特に“野菜+フルーツジュース”はとても美味しかったです。

価格的には、サラダ、ジュース、御飯と味噌汁が付いて千円程度はとてもリーズナブルでした。赤坂でなく、近くにあれば又来てもイイかな?と云ったお店でした。もしも、次の機会があれば、“ダブルハンバーグ360㌘1500円”をオーダーします。

兎に角、久しぶりの東京で、赤坂で、二人で、ハンバーグでランチは、それなりにヨカッタ!で~す!

それと店を出て暫くして、支払った金額が2700円だったことを思い出し、アレ!“俺のハンバーグ”が1600円で“おろしハンバーグ”が1100円で、これだけで2700円、アッレェ!生ビールの代金は?

でも、まあ、たぶんセット料金で連れは御飯と味噌汁を頂かなかったこと、私は御飯が半分、きっと生ビールはサービスだったのだァ!と、解釈することにしました。こんな事も偶にはあってイイのです。

食後は、一ツ木通りを歩いてTBS界隈を歩いて、赤坂駅から帰路に着く予定です。

未だ、続きます。

それでは、また。


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国会議事堂を背にして右方向に自民党本部を眺めつつ左方向に進みます

2013年11月18日 | 東京の風景
先週からの続きです。

国会議事堂周辺を二人で歩いています。

憲政記念館を出て、国会参観バス駐車場の売店で激安缶コーヒーを飲んで一息ついて、人通りのない歩道を赤坂に向かっています。

右手に国会図書館、


左手に国会議事堂、


参議院通用門前の交差点を直進、


道は“右”にカーブし、その“右側”に、


ニュース映像でお馴染みの安倍自民党の本部ビルが見えて来ます。


我々は、右にはカーブしないで、左の小径に進みます。右側には高い塀に囲まれ木々が生い茂るお屋敷? 左手には高級そうなマンションが立ち並んでいます。人通りはありません。


こんな処を歩いてます。


“ローレル永田町”にはどのようなお方がお住まいなのでしょうか。

この辺りのの賃貸マンションの価格は、2LDK100㎡前後で40万~50万/月ぐらいみたいです。安いのか高いのか?よく判りません。

右手のお屋敷はメキシコ大使館でした。こんな処にあつたのです。


こんな処にメキシコ大使館です。狭い日本の過密都市東京で、もったいないような、とても、とても、広い敷地です。メキシコ国民が見たら、どう思うのでしょうか? まあ、余計なお世話か・・・。


メキシコ大使館と日比谷高校に挟まれた、


“新坂”を下ります。特に、取りたてて、由緒謂われがある坂ではないようです。新しく出来たの坂のようです。いつ頃から新しいと呼ばれたのか?


さすがに、あの日比谷高校です。石垣と云い、蔦と云い、苔と云い、とても、とても、そんじょそこらの高校とは、格の違いを感じさせます。最近はそれなりに地位?を挽回しているようです。


マンションの敷地なのか?オフィスビルの敷地なのか?何だかよく判らない空間。


ガードマンが巡回しています。


やっと、外堀通りに出ました。


東京駅から、日比谷公園へ、そして憲政記念館と、ランチを求め彷徨ったのですが、これで、やっとありつけそうです。

久しぶり、都心で、赤坂で、二人で、ランチを頂きます。

ランチのお話は次回です。


それでは、また。

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国会参観バス駐車場の自販機は激安です!

2013年11月13日 | 東京の風景
憲政記念館を目指して二人で歩いています。

日比谷公園を後にしてからは歩道を歩く人影はありません。この日は憲法記念日で休日、都心は休日モードで寂しい風景が続きます。

赤煉瓦の建物が法務省、その奥に見えるのが、泣く子も黙る?警視庁です。


警視庁の向かいが皇居の桜田門。


昔?業界筋では警視庁のことを“桜田門”と呼んでいたそうですが、今ではその筋でも死語? 

警視庁の正面玄関ですが、高い階段を上がったり、降りたりするイメージがあったのですが、どうも、昔TVドラマや映画で見た旧庁舎のイメージが残っていたようです。


警視庁の先には国会議事堂、通りの左右の木々は国会前公園、右手の公園の中に、目指す憲政記念館があります。


大通りを渡り、公園に入り、坂を登って憲政記念館に到着したら記念館は工事用の足場に囲まれていました。これは、もしかして、食堂は休みと思ったのです。

記念館の正面玄関から館内に入り、入って直ぐに右折し、正面突き当たりを右折し、食堂の入り口到着。内部を見渡せるガラスの両開きドアは鍵が掛かり、内部には人影もなく、照明も消され本日休業の様子。

工事の為ではなく、土日祝日は営業していない見たいです。入り口に良くある本日定休日とか本日休業の札はぶら下がってはいません。キッテもダメ、日比谷公園もダメ、憲政記念館もダメ・・・。

これは、ちょっと、いよいよヤバクなって来ました。少しお腹も減って、少しヤバイ雰囲気、今日は一人ではなく連れも居るのです、少し焦って来ました。

戻ってもしょうがないので、ここは赤坂に向かって前進することにしました。憲政記念館を後に、左手に国会議事堂を眺めつつ歩いていると、右手にこんな看板を発見し早速内部に入ります。


駐車場には黄色い“はとバス”が見えます。


自販機がズラリ。


おみやげの売店は本日はお休み。お休みなのでじっくりと観察出来ます。

日本を取り戻すで、“トリ型まんじゅう”とか、


“アベノミックスジュース”とか、


“タロ・カポネ”と云う、黒いカリン糖とか、


“晋ちゃんコーヒー”とか、


“ねじれ解消餅”とか、


“晋ちゃんおもてなし栗饅頭”とか、


ガンダムではなく“イシダム”の果汁入り饅頭とか、


“親爺ギャグ”のオンパレード、これで、結構、買って帰って、ひとしきり、土産話のタネにはなりそうです。それなりに売れているのでしょう。

こちらは定番?の花瓶や絵皿、しかし、こんなもの何処に飾るの?


衆議院とか国会議事堂なんて書かれている風呂敷、何を包み、どんな場面で使うのでしょう。


こちら、定番で、安心?なおせんべい。国会議事堂限定です、“限定”には、たぶんかなりの効果があるのです。


そして、そして、何と云っても、この日、一番の衝撃は、飲料類の価格。


通常、巷の価格では、150円の商品が100円!


100円の商品は70円です!

野菜ジュースはスーパーよりも安いと、思わず“買って帰ろうか”なんて呟く連れ。荷物になるから思いとどまったのですが、東京駅から歩いて来たので、コーヒーを一缶飲み干し、2本目はキャップの閉まるタイプを買い求めたのでした。

計4本買い求め、合計で200円も得したのです。でも、何故、こんなに安いの?国会議事堂で、衆議院の事務局が運営しているから、もしかして、国庫補助とか?、免税とか?

まあ、兎に角、安い!のです。国会議事堂の近辺にお越しの際は、是非、この“国会参観バス駐車場”の自販機をご利用下さい。


駐車場には、計6台の“はとバス”が居ました。はとバスでの都内見物、そのうち・・・いつか・・・です。


駐車場を後に、飲みかけの珈琲を携え、昼食を求め赤坂を目指します。


それでは、また。

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日比谷公園でオオカミとハクビシンに

2013年11月11日 | 東京の風景
先週からの続きです。

東京駅の赤煉瓦駅舎を見物して、日本郵便株式会社が運営する商業施設の“キッテ”を見物し、三菱一号館美術館の裏庭を見物し、昼食を探し求めて日比谷公園に向かっています。

日比谷公園に到着しました、一年ぶりです。何故か、日比谷公園にして、小さいと云うか、狭いと云うか、せせこましいと云うか、都会を離れていく年月、そんな思いに駈られる今日この頃。


都心のど真ん中で、こんなお家に暮らしたら快適かも・・・。吉幾三の『♪銀座でべこ飼うだぁ~』の世界?


この建物の隣りにレストランがあったのですが、何か、イマイチでパス。


日比谷公園のレストランと云えば、アソコなのでそちらに向か途中で、変なモノを発見!


何と、何と、人間の子供が二人、犬?の乳を飲んでいる彫像です。


戦前の昭和13年にイタリアから東京市に寄贈されたもの?で・・・、ルーパロマーナの像はローマ帝国の建国伝説にちなんだもの?で・・・、現在でもローマ市の象徴とされているもの?で・・・・・・。そうなんですか、まったく知りませんでした。



犬ではなく、オオカミなんですね、それにしても、二人の男の子のポーズが変です。オオカミも犬も、子供に乳を飲ませる時は躰を横たえると思います。ホントに不思議と云うか、不気味と云うか、そんな彫像でした。


不気味なモノを見た後は、綺麗で爽やかな菊花展の見物。それにしても、菊花展の菊は、何だか、いつも、いつも、同じ様で・・・。


でも、よく見ると、この手の菊が流行のようで、“モッコリタイプ”は衰退傾向? それと、置き場所が室内に変わりつつあるのか、丈の短いタイプが主流のよう?と思ったのですが、よく見ると切り花で花瓶に挿してありました。 


それにしても、この菊花展、出品作品の点数に対して会場が広すぎて、散漫で、閑散でした。


それで、ランチですが、あのレストランの脇に来たら、数羽のカラスが激しく泣き叫んでいたのです。見上げると、何と、何と、枝に、ハクビシンが居るではありませんか! 


間違い無くハクビシンです、一瞬こちらに顔を向け私に視線を合わせたのです。鼻から額にかけての白い線をハッキリ確認しました。

ハクビシンがカラスを狙っているの? でも、何か、ハクビシンがカラスに追い立てられ、逃げ惑っているように見えます。夜行性なのにどうして昼日中に?

あの松本楼の入り口には行列が・・・・・・、ここもダメです。それと、あまりお腹も減っていないので、ここもパス。


レストラン付近で、ワイングラスを持った人達が歩きまわっていたり、木陰で座ってワイングラス片手にお弁当を食べていたのです。何で、ワイングラス?と思ったら、


“山梨ヌーボー祭り”なんてことをやっていたのです。ここは、そうか、そうか、と、見るだけにしました。醸造酒には糖質が含まれているので、あまり良くないのです。アルコールは蒸留酒に限るのです。


ベンチに腰掛けている男性、ひとりで、何か、とても、寂しげでした。以前、テレビで見た弁護士の話を思い出してしまいました。


ここは東京地裁が近いのです。その弁護士は収入が少なく、昼食はお母さんが握ってくれた握り飯。ひとりベンチで池を見つめて食べる姿には哀愁が漂っていました。

その方、弁護士の収入よりも、コンビニでのアルバイト収入の方が多いそうです。弁護士は憧れの職業だったのに、現実は、とても、とても、厳しいそうです。

難関の司法試験を突破して、ベンチで握り飯は、とても、とても、辛いと思います。何て、事を、思い出したりして・・・・・・。

それで、ランチですが、キッテもダメ、日比谷公園もダメ、それでは、チョット離れた憲政記念館でと思い、日比谷公園を後にしました。

それでは、この続きは次回。

では、また。


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三菱1号館美術館の裏手で超ミニの和服女性に遭遇

2013年11月07日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

日比谷公園に向かっています。

真っ赤なバスが何台も並んで停車しています。天井の無い二階建てバス、調べて見たら、“スカイバスTOKYO”と云う観光バスのようです。

屋根が無く視界がイイから“シカイバス”いゃ!“スカイバス” 「皇居・銀座・丸の内コース」の発着場所のようです。料金は1500円也。

他にも、7コースほどあって、あの“日の丸自動車興業株式会社”が運営しているそうです。因みに、現在、“富田浩安さん”が社長をしています。そんな事どうでもイイか・・・。

都内で観光バスと云えば、黄色の車体の“ハトバス”しかないと思っていました。ハトバスの発着場はJRの高架下に並んでいます。そのうち、いつか、バスに乗って都内観光をしてみたいと思います。


“三菱一号館美術館(ミツビシイチゴウカンビジュツカン舌噛みそう)”の裏手から回り込みます。


この広場、“丸の内ブリックスクエア”と云うそうです。オフィス街にもこんな処があるのです。鉄筋コンクリートの高層ビルばかりでは、とても、とても、息がつまり、ストレスが溜まって、いろいろ堪って、詰まって、生き詰まる?行き詰まる?

ここでランチ?と考えたのですが、何か、落ち着かないので、もっと先でとなりました。

何か、ホント、イイ感じ、


イギリスの街角の、


そんな、匂いを、感じたり、



こんな、


アート、


そして、こんな、アートも、あったりして、


美術館裏手側は、


とても落ち着いて、


良い雰囲気の空間になっています。さすがに丸の内、さすがに三菱地所。


向かい側を見ると、爺ちゃん、婆ちゃん、ママやパパと赤ちゃんで、それなりに混雑しています。


こちらは孫と祖父ちゃん?


オット!!! これは! 彼女は! この女性は! 何なの?


超ミニの和服、初めて!、生で!、間近で!、とても、とても、何か、元気が出ました。周りのオジサン達も嬉しそうです。


“丸の内ブリックスクエア”の先は夜間に電飾が輝く通りです。この日は何やら地方の物産展?みたいなモノが、催されておりました。横目でチラ見しただけなので詳しい事情は分かりません。


連合軍の総司令部があった生命保険会社の脇を通過して、日比谷公園に向かいます。


本日はここまで。

それでは、また。



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KITTE? キッテ? 切手?のトイレは・・・

2013年11月05日 | 東京の風景
一昨日の文化の日、東京駅の斜め前にある「KITTE」を見物してきました。いつだったか、テレビで見て、一度覗いて見なくてはと思っていたのです。

朝の10時頃に家を出発し、東京駅には11時半頃に到着。皆さん、カメラを構え記念撮影です。でも私は去年の11月11日に来ていますので、駅舎は特に撮さなくてもいいのです。


分かりづらいのですが、地下の排気筒の、その先の、白い建物がキッテです。


これですね。上に乗っかっているのが“JPタワー”


「KITTE」は、キッテで、切手を、ねじって、もじって、ひねって、命名されたのです。と云う事で、日本郵便株式会社が手がけた初めての商業施設なのです。

旧東京中央郵便局の局舎を『一部保存・再生した部分』と、新たに建築した新築部分で構成されているそうです。『一部保存・再生部分』とは、白い建物の外観部分だと思います。見た目は昔の“東京中央郵便局”のまんまです。

それでは、横断歩道を渡って「KITTE」に入ります。丸の内側に降りた方達は、みんな、「KITTE」を目指しているような?

本日は連れ合いと一緒です。

オゥ! なかなか、それなり?


見上げます! でも・・・、何か・・・、ちょっと・・・、予想よりも、吹き抜けの、高さと云い、広さとイイ、イマイチ感があります。東京のど真ん中で、この程度?近所のショッピングモールと大差無し?

テレビの画面からは、もっと、もっと、高く、広く見えたのですが・・・・・・。

まあ、兎に角、先ずは6階の庭園“KITTEガーデン”を目指します。

“立ち入り禁止”の芝生部分がとても広々。


でも、眺めは、イイです。この角度からの赤煉瓦駅舎はイイです。


白い大屋根が八重洲口


新幹線が良く見えます。隣で、小学校の三・四年生くらいの男の子が、“のぞみ!のぞみ!”と叫んでいました。


“撮り鉄さん?”に混じって、可愛い女の子も写真を撮っています。


屋上庭園はそれなりに楽しめます。


ここで、久しぶりの、トイレチェック!


全体に、落ち着いた、


色調で、高級感があります。


デフレ経済下に置いても、この程度のトイレは造れるのです。世の中、未だ未だ、それなりに贅沢? それとも、デフレでも企業収益はそれなりに確保されている証? まぁ、兎に角、最近は、何処でも、トイレは立派になってます。

それで、予定ではキッテでランチを食べて、食後は日比谷公園から、国会前公園を散策する予定でしたが、キッテの食堂街は何処も込んでいるので、他に何処かで、と、キッテを後にしました。

お祖母ちゃんと孫でしょうか?


日比谷公園を目指します。


それでは、また。


コメント
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