プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★洛陽ニッポン(前編):モラル

2022-08-22 08:11:37 | 日記・エッセイ・コラム
 全国的に、PCR検査を無料で実施している自治体が多いが、東京都で、とんでもない事例が出ている。

 都内のある無料PCR検査場では、検査を受けると、500円の商品券を配っているそうだ。

 TVのインタビューに応じた女性は、「9回受けて9回とも貰った」と平然と答えた。スタッフから「検査は3日に1回受けられ、そのたびに商品券を渡せる」と言われた人もいるとか。

 東京都は、PCR検査を行う事業者に、『キット等購入費、送料』(実費)のほかに、『各種経費』として3,000円を支払っているが、領収書が不要なので、500円を還元すれば、件数(≒売上)があがる。

 有料で検査を受けている人も多い中で、「無料プラス商品券」の発想は、いったい何処から生まれるのだろう?

 新型コロナに関する税金のさもしい使われ方に、日本の洛陽の兆しを垣間見る。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。