プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★GoToの闇(番外編):gotoは強盗

2020-10-24 07:46:57 | 日記・エッセイ・コラム
 JTBでの最終支払額は、手配手数料込みで58,000円だったが、13,000万円分の地域共通クーポン券が付いてきたので、半信半疑だった。

 しかも、全列車ともグリーン席を利用する場合なので、普通席ならもっと安くなるが、これは、あくまでもJR西日本の施策で、12月下旬までなので、GoToとの併用を考えるなら、注意が必要だ。

 さて、精算の際、「運転免許証か保険証」の原本提示が必要だ。担当者に、「証明書は、マイナンバー・カードでは?」と尋ねると、歓迎されなかった。

 政府が掲げる「経済再生策」と「デジタル化」は、重要課題だが、「GoTo」には、二つをつなぐファクターがある。なぜ、デジタル化の基盤となるマイナ・カードの普及策に活用しないのか解せない?

 「盗人におい銭」と言うが、「GoTo=強盗」に通じると、冷ややかにみている。

★GoToの闇(3/3):どこでもドア切符

2020-10-23 08:29:21 | 日記・エッセイ・コラム
 11月6日から、二泊三日で訪ねる足立美術館と備中松山城は、全行程がJR西日本管轄エリア内で終始するので、「どこでもドア」を利用することにした。

 「どこでもドア」キップは、JR西日本独自の施策で、旅行時期や利用条件が合えば、GoToとの併用ができるので、調べる価値がある。

 私たち夫婦の行程は、金沢から新大阪・岡山経由で安来までを往復する。新大阪までは、特急サンダーバード、新幹線「さくら」に乗り換え、岡山で山陰本線特急「やくも」を使う。

 宿泊は、米子駅前と岡山駅前の朝食付きのビジネスホテルを利用する。

 正規の旅行代金は、二人で約15万円(交通費11万+宿泊費4万)だが、「どこでもドア」切符を使うと、運賃が4.6万(全てグリーン席)で済む。

 これに、GoToを併用すれば、さらに35%割引きになり、15%の地域共通クーポン券も付くので、利用しない手はない。

★GoToの闇(2/3):ジパング倶楽部

2020-10-22 07:48:03 | 日記・エッセイ・コラム
 私は、JR西日本の旅行商品「ジパング倶楽部」と「おとなび」の会員なので、鉄道運賃が30%引きになり、GoToトラベルに執着しなかった。

 ところが、JR西日本が、期間限定で実施している「どこでもドア」を利用すれば、旅行期間や方面によっては、ジパングよりもさらに安くなる。

 一方、GoToトラベルは、旅行費用の35%が補助され、さらに15%の地域振興券が上乗せされる。これに、自治体独自の施策を追加すると、もっとお得に旅行出来るので、不正申請を誘発した。

 年会費を払っている「ジパング倶楽部」の会員よりも、安くなるgotoキャンペーン制度の詳細を知れば知るほど、普通の感覚で旅行できなくなりそうだ。

★GoToの闇(1/3):知れば知るほど

2020-10-21 08:31:19 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日のTV番組で、キャンペーン事務局に出向している社員の人件費が、平均で日当40,000円で最高額は60,000円強と知り、呆気にとられた。

 社員の年齢や作業負荷等々の詳細が不明なので、評価は差し控えるが、今のご時世における20~30代の社員の日当額としては、破格の金額だ。
 
 GoToキャンペーンは、スタート時点から、準備不足でトラブル続きだが、一部の受益者に手厚い政策は、社会にひずみをもたらす。

 私が、GoToトラベルの適用を受けずに旅行していたのは、「3蜜」回避策だった。しかし、今や、「利用して、旅行しないと損」の風潮が蔓延し、「蜜」を避けようがない。

 11月に、足立美術館と備中松山城見物に出かける計画で、一昨日、JTBに相談したら、新たな制度の矛盾点を発見し、ショックを受けた。

★コロナの連鎖禍(番外編):熊出没

2020-10-20 09:22:03 | 日記・エッセイ・コラム
 熊に襲われる被害が、連日、全国各地から届くが、石川県でも、昨日までに11件の被害が確認された。

 しかも、従来と異なり、コンビニやショッピングセンター等、人出が多い場所に出没しているので怖い。

 専門家は、ブナ・ナラ等のエサの凶作のほか、一昨年のエサの豊作によるベビーブームによって、人間を怖がらない新世代のクマの出現を指摘する。

 しかし、私は、新型コロナの緊急事態宣言後、人々が、野良仕事や外出を自粛したために、臆病なクマが人の気配がないのを幸いにして、行動範囲を広げた可能性を捨てきれない。

 熊が、エサの豊富な場所を学習したので、今後、さらに被害が拡大しかねないと危惧する。新型コロナが、我々の生活に落とす影は、暗くて深い。