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時悠人chosan流処世術

★コロナの連鎖禍①器材不足

2020-10-17 07:31:13 | 日記・エッセイ・コラム
 水管工事を営む甥から、JR金沢駅のトイレ改修工事を請け負った苦労話を聞き、複雑な思いがした。

 指定された器材が調達出来ず、元の仕様で納品が見込めないため、単価の高い代替品をかき集めて、何とか期限通りに納品できたという。

 住宅建設業界では、便座だけでなく、キッチン周りからユニットバス、ドアノブに至るまで、中国製品のシェアが圧倒的で、新型コロナの影響で製品が入ってこないのが、共通の悩みのようだ。

 大手業者は、部品を調達出来ないことを承知していて、入札を敬遠し、甥のような小規模事業者が落札できたのだと思ったが、「苦労した分だけ、運がつくヨ!」と駄洒落を飛ばすと、「ウン!」と、甥は、相好を崩し、二人で大笑いした。

 新型コロナの影響が、日ごろ、気付かない社会生活全般の深部に及び、「中国は、世界の工場」の現実を見せつけられ、コロナ連鎖禍の深刻さを感じた。