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★松前紀行③名所・名物

2020-10-12 07:29:50 | 日記・エッセイ・コラム
 松前町の現在の人口は、約7,300人だが、江戸時代には1万人超(日本全国で3,000万人)を誇り、北前船交易の中心地だったことを窺わせる。

 観光名所は、城を中心に広がる一帯に集中しており、徒歩観光がお勧めだ。城内の資料館をはじめ、松前公園や藩屋敷、藩主の墓や菩提寺等を訪れると、松前の歴史を肌で感じる。

 公園内の250種10,000本の桜は、開花期間が1~2カ月続くので、品種が異なる桜見物を楽しめる。

 食の名物は、生の本マグロ。回遊魚なので、日本全国で旬が異なるが、津軽海峡では、8~1月で、大間や三厩、戸井と並び、松前も引けを取らない。

 今年は、9月のマグロ祭りが中止されたが、「道の駅北前船」内の「うみかぜ食堂」では、地元で水揚げされた生の本マグロ料理を味わえる。

 松前の歴史に触れた後、津軽海峡を望むテラスで食べれば、「食は風土(=food)」を実感する。道内限定の”クラシック”ビールが一役買い、大間のマグロ祭りで味わったよりも、美味く感じた。