プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★喜寿祝いの旅(3/4):ホスピタリティ

2020-07-21 07:40:40 | 旅行記
 7月7日の午後、ホテルのラウンジで、コーヒーとケーキを注文したら、しばらく間をおいて、スタッフが、私と妻が注文したものを確認しに戻って来た。

 ケースに並んでいた中から、指定しただけなので、時間がかかりすぎると、苛立ちを感じ始めた頃、運ばれてきたトレーを見て、疑問が、瞬時に氷解した。
 
 私が注文したケーキ皿には、チョコ文字で「Happy Birthday」、二段目に私の名前が描かれ、妻の皿には、「Thank you for visiting」とあった。望外のサプライズで、スタッフの心遣いに感激した。(^_-)-☆
 
 「どうやって、私の名前と誕生日を知ったのか?」と、妻と謎解きをしながら、美味しく賞味した。

 チェック・イン時に、フロントで「以前、お泊り頂いたことがありますか」と問われたことを思い出し、自分なりに納得したが、ミステリーにしておきたい。

★喜寿祝いの旅(2/4):帯広へ

2020-07-20 07:40:04 | 旅行記
 7月6日、小松空港10:00発ANA754便で、羽田で乗り継ぎ、帯広空港へ13:50に着いた時、曇天の金沢とうってかわり、青空が広がっていた。

 帯広市内まで、「エア・シャトルバス」を使えば、市内の主要ホテル前で停車するので、便利だ。

 コロナ対策を施した3列独立シートのバスに揺られること30分ほどで、シックな赤レンガ造りの見覚えのある建物が迎えてくれた。

 現天皇陛下が、皇太子時代に利用された格式高い老舗ホテルは、日本では稀少なモール泉の大浴場と露天風呂を備えている。

 広大な敷地内には、うっそうとした森が広がり、数多くの野鳥やキタキツネ、リス等が生息し、どなたかが多用する「stay home」に相応しい環境を提供してくれる。

 旅行にハプニングは付き物だが、滞在中、予期せぬ出来事があり、新たな思い出の襞を刻んだ。

★喜寿祝いの旅(1/4):一生一度

2020-07-19 07:52:32 | 旅行記
 世の中には、いろいろなアニバーサリーがあるが、個人にとって、結婚記念日や誕生日等は、かなり重要な意味合いを有する。

 私の誕生日は「七夕」なので、子供達が小さい頃は、一緒に七夕飾りを作り、家族で祝ったが、子供が巣立ってからは、何もせず、全国の子供たちが祝うのを、我が身に置き換えて満足していた。

 さて、今年は、「7月7日で77歳」と7が4つ並び、一生に一度のアニバーサリーなので、最後の海外旅行に行くつもりだったが、断念するしかなかった。

 しかし、6月19日から国内旅行が解禁になったので、「GO TOキャンペーン」前にと思い立ち、7月6日~8日まで、帯広のホテルに滞在し、新たな出発の節目を迎えた。!(^^)!

★コロナに学べ

2020-07-18 07:53:45 | 日記・エッセイ・コラム
 人口が減っても町は機能するが、信頼関係が失われたら、社会の機能はマヒする。

 新型コロナ対策で、政府が最も優先すべきことは、国民の安心・安全であることに異を唱える人は、まずいない。

 また、どんなに素晴らしい施策であろうと、全国民が満足できる100点をとることが、不可能に近いことも、誰もが理解している。

 とすれば、政策評価の尺度は、国民のコンセンサスを得るために、どれ位、努力を尽くしたかしか無い。しかし、今の安倍内閣は、軸足がぶれすぎており、評価以前に、信頼出来なくなっている。

 ついては、国会閉会中の議員は、例年なら海外視察や政治資金集め、地元のイベント等で多忙だが、今年は不幸中の幸いで、じっくり政策検討の時間がある。

 小回りの利かない大きな政府ではなく、「小さな政府」実現に向けて、道州制や地方分権を進めないと、日本社会全体が機能不全に陥りかねない。

★GO TOキャンペーンの功罪(番外編)

2020-07-17 08:15:08 | 日記・エッセイ・コラム
 政府が、東京都を外して「GO TOキャンペーン」の実施に踏み切ったので、今度は、東京都民から不満が出て、混乱を深めているが、不手際を恥じるべきだ。

 昨日、福井県の某レジャーランドが、「北陸割り」の新聞折り込みを入れてきた。北陸三県の居住者限定の値引きサービスだが、目新しい企画ではない。

 しかし、GO TOキャンペーンが始まれば、日帰り利用客を宿泊に切り替えさせる契機として有効なので、絶妙のタイミングだった。

 「官より民」の方が、市民に近い目線で捉える、したたかな知恵がある一例だと感じる。

 「合意形成はマクロ」、「対策は各論」が鉄則。
実施時期や方法は、地方に委ねるべきで、全国一律で牛耳ろうとする政府の浅慮ばかりが際立つ。

 安倍政権に一番欠落している「民意」とは何かを、謙虚に見つめ直すべきだ。