プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★特例祝日(前編):4連休の意義

2020-07-26 08:08:20 | 日記・エッセイ・コラム
 政府が、go toトラベルを繰り上げ実施したために、不手際ばかりが目立ったが、この4連休は、特別措置法による特例祝日だ。

 東京オリンピックの開催に合わせて、観光客を集めようと目論んだ政府が、東京を除外してキャンペーンを実施したのは、実に皮肉だ。

 さて、23日は「海の日」、24日は「スポーツの日」だったが、オリンピックの開催延期で、来年は、開会式前日の7月22日が「海の日」、開会式の7月23日が「スポーツの日」となり、22~25日が4連休となる。

 この4連休で、観光地が、やや活気を取り戻したが、新型コロナの勢いも強まったのでは困る。仮に、日本で終息したとしても、参加国の状況によっては、幻のオリンピックとなるので、楽観は禁物だ。

 「GO TOトラベル」キャンペーンの二の舞で、参加条件を設けて、一部の国を除外し、国際問題に発展しないようにと願うばかりだ。"(-""-)"

★travel go to trouble!(番外編)

2020-07-25 08:01:59 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、パースに住む娘から届いたメールを読み、日本とオーストラリア政府の政治姿勢の違いを、再認識するとともに、憂鬱になった。

 パースの現在の感染者数は16人、入院者ゼロの状態で、ほぼ終息し、普段通りの生活を送っているというので、ほっとしたが、隣りの州にあるメルボルンで第2波が発生しているので、ボーダーを閉鎖している。

 州のボーダー閉鎖は、日本なら、5つの地方ブロックに分けたようなドラスチックなものだ。

 娘は、日本のニュースを見て、不安なので来日を断念し、温泉好きの夫君のために、温泉入浴剤を買い、バスタブに入れていると知り、不憫に思った。

 日本政府が、入国制限の緩和協議を要請しているが、オーストラリアでは、日本からの郵便物すら受付を拒否しており、解除の見込みが立たない。

 外国では、日本政府のコロナ対策を決して評価していないことを思い知るべきだ。

★travel go to trouble!(後編)

2020-07-24 07:59:33 | 日記・エッセイ・コラム
 4連休直前の7月22日。一日当たりの新規感染者数が、全国で791人となり、4月11日の691人を上回り、最多記録を更新したので驚いていたら、昨日には、966人とさらに増えてしまった。

 しかも、東京都では、22日236人、23日366人と、衰える気配がなく、大阪や名古屋などでも、有り難くない記録を塗り替えた。

 さて、大阪や名古屋から、特急で2時間前後で着く芦原温泉や加賀温泉郷などは、永平寺・東尋坊、海水浴場等の人気スポットを抱えており、キャンペーンの効果が期待されたが、不安の方が上回って来た。

 私は、8月2日から安曇野へ行く予定だったが、東京や名古屋からのアクセスが便利で、混雑が予想されるので、予約をキャンセルした。

 4連休中の感染状況は、10日~2週間後に判明するので、状況次第で、再予約するつもりでいる。

★travel go to trouble!(前編)

2020-07-23 08:07:50 | 日記・エッセイ・コラム
 政府が、4連休特需を狙い、「GO TOトラベル」キャンペーンを7月22日からに繰り上げた結果、社会的な大混乱をもたらしてしまった。

 場当たり的な政策が、観光業界だけでなく、利用者側にも、キャンセル料の補償や、団体旅行の人数・年齢の定義等々、複雑な思いをさせている。

 新型コロナの感染状況に鑑みれば、東京外しではなく、すべて中止にすべきだった。また、農水省が、「GO TOイート」キャンペーンを準備するなど、よくもまぁ、リスキーな施策を思いつくものだ。

 感染経路不明や、市中感染の増加に加え、ウイルスの「東京変異」も加わると、都市閉鎖や県間移動禁止まで再検討しないと、来年のオリンピックが開催出来ない可能性が一段と強くなる。

 「決めるべき時には、躊躇なく決断する」安倍総理に、淡い期待をかけていたが、無駄だった。

★喜寿祝いの旅(4/4):落差

2020-07-22 07:43:43 | 日記・エッセイ・コラム
 小松⇒羽田間の機内は、乗車率30~40%で空席が目立ったが、羽田・帯広の往復と、帰路の羽田⇒小松便は、60~70%と混み合い、人の流れの差を実感した。

 空港では、検温・手指の消毒、乗降誘導の時間差のほか、乗客・乗務員とも、全員、マスクを着用している光景が不気味で、目を閉じたが、眠れなかった。

 さて、ホテルの夕食時に、「道民割りのおかげで、これた」と、声高にはしゃぐグループや、朝食時に、室内スリッパで来る人がいて、場違いな気がした。

 宿泊代金が補助されれば、日頃、敬遠するグレードに手が届くが、それなりのマナーも必要で、「GO TOキャンペーン」は、コロナ感染のリスク拡大だけでなく、人心を卑しくさせるようで歓迎出来ない。

 馬の鼻先にニンジンをぶら下げるような企画を中止し、地域の観光協会などに支援金を提供し、集客の工夫を競わせる方が、どれほど健全で、有効なことか。