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★「新型コロナ」の威力(後編):数字の重み

2020-07-07 08:11:36 | 日記・エッセイ・コラム
 日豪の感染者数の推移を振り返ると、3月末時点で、日本約1,400人に対し、オーストラリア約4,000人で、日本の約3倍だった。

 それが、1か月後には、日本約12,000人で、オーストラリア約6,300人と逆転し、その後も差が開く一方で、今や、東京都だけで、オーストラリア全体の数字に近づいてきた。

 感染者の増加は、「積極的に検査した結果」だとか、内訳が「重症化しない若い世代」と釈明する小池都知事の無責任さに呆れる。

 症状の軽い者や無症状陽性者が活動すれば、高齢者や子供たちに感染するだけでなく、感染経路不明者が増大し、パンデミックを惹起しかねない。

 他県の知事が、県民に対し、東京の繁華街への外出自粛を求める発言は、都知事に対する「アラーム」で、このままでは、レッド・カードになる。