プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・トリオの近況(前編)

2019-05-17 08:33:07 | 日記・エッセイ・コラム
 プラチナ・トリオとは、共通項が多い3人組(年齢・会社・イニシアル・ランニング・ジム)の名称だ。

 私が勝手に命名したものだが、結構、気に入っている。トリオと言っても、特に行動を共にしたり、飲み会を開くこともない。

 同じジムに通っていても、顔を合わせる機会が多いわけでもなく、会っても近況を打診する程度で、ストレスを感じない程よい関係だ。

 しかし、それぞれのライフ・ステージを中心にしつつ、接点がある関係を大切にしたいと思っている。

 昨日の午後、そんなトリオの一人とジムのロッカーで顔を合わせたら、意外な言葉を聞かされた。


★人生100年時代の課題(3/3):目指すはピンコロ

2019-05-16 08:30:37 | 日記・エッセイ・コラム
 要介護の主な原因が、脳機能や運動機能の低下によると分かれば、何も難しいことをする必要はない。

 脳機能の維持には、趣味が有効と言われるので、カラオケやマージャン、囲碁・将棋等の娯楽や料理作りやパズル解き等、好きな物を選べ良い。

 また、運動機能の保持には、歩くことが基本で、スピードは問わない。エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を上ったり、乗り物を控えれば、健康維持のための運動量を、十分、確保できる。

 そして、暴飲暴食をつつしみ、バランスのとれた食生活と十分な睡眠をとるように心掛けたい。

 ジム通いや高価なサプリに頼らなくても、日常生活の過ごし方を工夫すれば、不健康期間を短縮し、幸せな人生を全うできると信じて実践している。

★人生100年時代の課題(2/3):要介護認定率

2019-05-15 08:31:12 | 日記・エッセイ・コラム
 人口に占める要介護認定率は、70~74歳で6.1%、75~79歳で12.9%、80~84歳で28.1%だが、平均寿命を超えるあたりから、急激に高くなり、85~89歳では50.4%、90歳以上で76.9%となっている。

 不健康長寿ではなく、健康寿命を延ばすためには、要介護・要支援の原因を知る必要がある。

 厚労省調査によると、介護が必要になる主な原因の第1位は認知症で18.0%を占め、2位の脳卒中16.6%を合わせると、約35%が脳機能に起因している。

 一方、高齢による衰弱は13.3%、骨折・転倒12.1%、関節疾患10.2%、心疾患4.6%となっている。

 注目すべきは、2001年では6位だった認知症が、2004年に4位、2007年に2位となり、2016年にトップになった点で、今後さらに深刻度を増すことだ。
 

★人生100年時代の課題(1/3):不健康期間

2019-05-14 08:23:28 | 日記・エッセイ・コラム
 人生100年時代というが、医者知らず・薬要らずの元気な高齢者ばかりなら、ハッピーだが、実態は、決して手放しで喜べない。

「平均寿命と健康寿命の差」に関する厚労省データでは、女性の平均寿命は85.8歳、男性は78.8歳で7年の差があり、女性は男性より長命で元気と思われがちだ。

 しかし、不健康期間(=平均寿命-健康寿命)は、男性8.84年に対し、女性12.34年で、女性の不健康期間の方が男性より約4年長い。

 都道府県別に見ると、男性の平均寿命1位の長野県は、不健康期間が2位と長く、平均寿命最下位の青森県は、不健康期間が一番短い。また、女性の平均寿命1位の沖縄県は、不健康期間25位で、平均寿命最下位の栃木県は不健康期間が2番目に短い。

 データからは、平均寿命と健康寿命が相関関係にあると言えない実態が浮かび上がる。

 医療費や介護費がかさみ、家計を圧迫したのでは、長く生きても虚しく、平均寿命の長短よりも、不健康期間が短い方がハッピーで、理想形はピンコロだ。(^o^)

★嬉しい「ふるさと納税」の返礼品

2019-05-13 08:33:14 | 日記・エッセイ・コラム
 総務省が、「ふるさと納税制度」のルールを逸脱した4市町を税制優遇の対象外にする方針を決めたことにより、6月以降、この4市町に寄付しても、税制上の優遇を受けられなくなる。

 高額な返礼品で寄付を募る手法は、賛否分かれるが、弱小自治体の貴重な財源であり、今後、消滅都市が出てくる可能性がある以上、地方財政をどう救済するかを政府が本腰を入れて検討すべきだ。

 さて、そのような状況下で、石川県小松市が掲げた返礼サービスは、心温まるホット・ニュースだ。

 小松市内に暮らす親御さんの自宅に、郵便局社員等が毎月1回(年12回)訪問し、生活状況を確認して、その結果を家族へお知らせるというもの。

 遠く離れて暮らす子供たちが、帰省出来なくても老親の安否を知ることが出来れば、少々、高くても価値があると言えそう。金沢市が実施すれば、娘の帰郷回数が減るのだが、、、。