プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★拝啓!総理(後編)

2019-05-08 08:49:50 | 日記・エッセイ・コラム
 国民は、100年後の社会がどうなるか分からないで済みますが、政府には、将来を見据えた長期ビジョンを打ち出す責任があります。

 総理は、経済成長や防衛力強化に熱心ですが、一番重要な人口減少がもたらす国力の低下に対する危機感が希薄な気がしてなりません。

 総理は、「拡大再生産」を善とし、産業界も国民も支持していると考えておられますが、私は、「縮小再生産」を視野に入れて、国を挙げて議論すべき時期が到来していると思っています。

 平成は、戦争との決別と災害対策の時代とするなら、令和は、国民生活重視の社会構造の再構築に注力して貰いたいと思います。

 この国が進むべき方向は、「人口減に見合ったスリムで無駄遣いしない社会構造」への大転換と「移民政策の見直しによる多民族国家」の構築ではなかろうかと思います。