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時悠人chosan流処世術

★落日のスター

2018-10-23 07:53:41 | 日記・エッセイ・コラム
 沢田研二が、公演直前にドタキャンした騒動は、「落日のスター」のもがきに似て、見苦しく、きっと樹木希林が、「(いったい、どうしたの?)”ジュリーッ!”」と絶句していることだろう。

 埼玉アリーナでは、集客目標数9,000人に対して、2,000人足りずに中止し、大阪では、1,200人を前に実施したそうだが、会場の埋まり具合に拘るのは、ファンには無関係だ。

 その日、会場に足を運んだ人の気持ちを踏みにじった事実は、再演しても消せないし、たとえ再演しても、その日に都合がつかない人もいるかもしれない。

 スターのプライドを示したとして、「さすが」だと共感を覚える人もいるようだが、イベント実施側の裏の事情を表ざたにして、「勝手にしやがれ!」では、高慢としか言いようがない。

 人気を回復するために、スキャンダルさえ利用する世界だけに、本物のスターなら、自分の実力では、目標数をクリアできなくなったと、反省すべき年齢域に入ったのではないのだろうか?