プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★続「真夏の悪夢」

2012-08-10 09:28:49 | 日記・エッセイ・コラム

 韓国の李明博大統領が、今日、竹島に行く!!何位の為に? 残り任期半年余りに迫った時期に、しかも、韓国大統領として初めての上陸となると、何故???

 竹島は、1965年の日韓基本条約で、李承晩ラインが正式に廃止されたにも拘わらず、その後、韓国が実効支配を進めてきたのを、日本政府が阻止出来なかった経過が重くのしかかる。

 話かわって、女子バレーと男子サッカーが、韓国とメダルをかけて対決する。メディアが、「因縁の対決」とか「宿敵」と煽りたてるのは一興だが、政治の話題となると軽視できない。

 「近い将来」から「近いうち」に表現をかえて合意する政界用語で、国際間の紛争は解決しない。北方領土や尖閣諸島を含め、弱腰で無策だったツケがここへ来て顕在化した印象しか受けない。早期解散・総選挙を迫る自民党が、勝算があると思っているとしたら、まさに真夏の悪夢としか言いようがない。


★真夏の悪夢

2012-08-09 09:04:00 | 日記・エッセイ・コラム

 暦の上では、立秋を過ぎたが、残暑の厳しさは加齢に比例するかのようで、体調が今一つすぐれない。それでも、ここ二日間、エアコン無しに過ごし、今朝は幾分回復した。

 それにひきかえ、政治の混乱・迷走は目に余る。政局を巡る与野党のかけひきは難解で、永田町には魔物が棲んでいると思わずにいられない。

 最初、反対していた「社会保障と税の一体改革」について、3党で合意したのも束の間、採決を担保に、「解散時期を明確にしろ」と、不信任やら問責などと物騒な刀を振り回す。あたかも、いじめを受けた生徒に退学を迫った某学校の図式のようだ。

 永田町、霞が関周辺には、魑魅魍魎が跋扈する世界があって、一歩踏み込んだ時から、政治家の見識が狂い始めるのかも知れない。まさに真夏の悪夢をみるかのようだ。


★五輪狂想曲

2012-08-07 08:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

 ジム仲間から、オリンピックを、連日、テレビで応援して、睡眠不足になったとの話を聞いて、一瞬、冷めた気分になった。

 私は、深夜の生中継をみたり、録画しておくといった考え方を持ち合わせていないので、ハイライト番組だけで十分、満足だ。

 そんな私を熱くしたのは、水泳男子の400mメドレーリレー決勝だった。銀メダル獲得も立派だが、アンカーの藤井がゴールする寸前の北島・松田・入江の表情が鮮烈で胸を打った。久し振りに、気分が高揚し、爽やかな気持ちになった。

 スポーツは、観るよりもするものだと思っているが、オリンピックは、世界最高のイベント。それ相応の楽しみ方があって然るべきで、睡眠不足の人を批判するのは止めにした。


★帯広の別の魅力

2012-08-04 11:05:39 | 日記・エッセイ・コラム

025 近年、手軽な趣味として、「絵手紙」ファンが増えているが、帯広市民ギャラリーでは、毎年、「絵手紙たなばた祭り」が開催される。全国一の規模を誇る絵手紙展は、今年18回目をかぞえ、全国から2,273点が寄せられた。024

会期中だったので、観賞に訪れたら、市内の小学生から愛好家まで、幅広い層の作品が並ぶ会場には、大勢の人が熱心に見入っていた。

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028今まで、じっくり観た事が無かったが、小品から大作までさまざまで、絵手紙による表現の世界を堪能した。

021 今年、開拓130年にあたり、市制施行80周年の節目を迎える。さまざまな記念行事が計画されているので、是非、広大な十勝平野とグルメ以外にも魅力満載の帯広を訪れては如何だろうか。


★アフターレース:帯広

2012-08-03 13:49:30 | 日記・エッセイ・コラム

014 釧路湿原マラソンに参加後、3年ぶりとなる帯広へと移動し、モール温泉を売り物にするホテルに一泊した。ホテル前の自転車・歩行者専用道路は、廃線になったJR十勝線の軌道を転用したもので、ジョグ派には羨ましい環境だ。

 整然とした街並みを形成する十勝平野の拠点都市は、”夏は暑く、冬は寒い”内陸特有の厳しい気候で、開拓の歴史も長く厳しいが、特筆すべきは食糧自給率で、カロリーベースで1,100%を誇る。013

 この豊富な農産物を活かした十勝ワインやスイーツ、或いは、十勝牛、ぶた丼等、まさにグルメ王国だ。大衆グルメの代表格「ぶた丼」は、値段が手頃で、店によって味付けが異なるので、食べ比べたい。タウン誌に、あやかり広告で、「千春も宗男も絶賛」する店が載っていた。

 北海のヒグマと異名をとった中川一郎やその秘書をつとめた鈴木宗男、中川の長男昭一(元農水大臣)等の大物政治家を生んだ十勝平野に、「地元に利益を誘導してどこが悪い」と絶叫した松山千春と宗男節がシンクロした。