暦の上では、立秋を過ぎたが、残暑の厳しさは加齢に比例するかのようで、体調が今一つすぐれない。それでも、ここ二日間、エアコン無しに過ごし、今朝は幾分回復した。
それにひきかえ、政治の混乱・迷走は目に余る。政局を巡る与野党のかけひきは難解で、永田町には魔物が棲んでいると思わずにいられない。
最初、反対していた「社会保障と税の一体改革」について、3党で合意したのも束の間、採決を担保に、「解散時期を明確にしろ」と、不信任やら問責などと物騒な刀を振り回す。あたかも、いじめを受けた生徒に退学を迫った某学校の図式のようだ。
永田町、霞が関周辺には、魑魅魍魎が跋扈する世界があって、一歩踏み込んだ時から、政治家の見識が狂い始めるのかも知れない。まさに真夏の悪夢をみるかのようだ。