プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★マラソンvs駅伝

2009-10-19 13:55:05 | 日記・エッセイ・コラム

 10月17日、箱根駅伝の予選会が開催された。第1回大会が1920年というから、実に長い歴史を誇るが、関東地区の大学だけの対抗戦にもかかわらず、高い人気を維持している。

 私のような低レベルの市民ランナーでも、「マラソンは見るより走るもの」だと思うが、駅伝は見ていて楽しい。黙々とひた走るマラソンに対し、駅伝は区間毎に熾烈な勝負を展開し、大逆転もあるので飽きさせない。

 新春恒例のイベントだが、テレビに映るチームのかげで、シード校もれしたチームが本戦に向けて熱い戦いを繰り広げる。母校の名誉をかけて、死に物狂いでしのぎを削る姿は純粋だ。メディアが、ランナーの復活劇や家族愛をドラマに仕立てて、視聴率稼ぎに躍起となる。

 来年の正月は、20年ぶりに家族4人が自宅で顔を揃え、騒がしくなるが、テレビの駅伝は欠かせない。型どおりの低俗番組よりも、箱根路を走る学生達のひたむきな姿が新年には相応しい。


★年齢相応に

2009-10-17 10:01:53 | 日記・エッセイ・コラム

003  金沢は、連日、乾燥注意報が出るほど、爽やかな好天が続いている。日の出が6時を過ぎ、最高気温が20度前後に落ち着いてくると、早朝ジョグから昼間ジョグの移行期になる。

 去年のランニング日誌をみると、11月上旬には、午後3時ころから法島児童公園の遊歩道を走っていた。早朝ジョグの爽快感は、昼間よりはるかにあるので、今年は天候が許すかぎり、朝のトレーニングを続けたいと思っている。010

 ジム仲間で同年代の走友と顔を合わせると、「衰えを感じるね」が口をついて出る。別れ際には、「お互いに無理しないで」と声を掛け合うのが定型パターンになってきた。004

 ジョギング・コースには、小休憩できるスポットを何か所も盛り込んでいる。かつてのような元気な体に戻ることは望めないが、アンチ・エージングなどと難しく考えず、年齢相応に自然体で楽しく良い汗を流せることを喜びと感じたい。


★秋晴れの平穏

2009-10-16 10:05:16 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝のメディアは、2010年度予算の概算要求額が90兆円超の見込みで、「財源はどうするのか?」「総選挙時の公約違反だ」、「自民党と何ら変わりない」等々、批判の合唱だ。

 「子供手当て」や「高校の授業料無料化」を歓迎する一方で、それでもなお救済されない困窮家庭を取り上げるメディアには、政権を批判する資格があるのだろうか?「総論賛成・各論反対」は、世の常。断片的な情報に左右されずに、予算編成過程での検討や、下野した自民党がどういった論戦を挑むかを監視する方がはるかに大切だ。007_2

 嫌気がさし、ジョギングに出た途中、子供の歓声に誘われ、校庭を覗いた。運動会の練習中だった。子供たちの屈託のない笑い声に憂鬱な気分が吹っ飛んだ。運動会で、親がわが子を見つめる姿を「手びさしで 涙をかくす 運動会」と詠んでみた。慌ただしい世情に疎くなっていく身を幸せに感じた。


★「ねんりんピック石川2010」って?

2009-10-15 14:35:59 | 日記・エッセイ・コラム

 2010年10月9日から12日まで、石川県内の13市町で24種目の交流大会が開催される「第23回全国健康福祉祭いしかわ大会」(愛称「ねんりんピック石川2010」)の概要が発表された。

<colgroup><col width="68" style="WIDTH: 51pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 2176" /><col span="4" width="72" style="WIDTH: 54pt" /></colgroup>
【ねんりんピック石川2010開催概要】
金沢市 卓球 テニス 太極拳 サッカー ダンス 
マレットゴルフ 俳句 健康マージャン
七尾市 サッカー
小松市 ゲートボール 将棋 かるた(百人一首)
輪島市 ソフトボール
珠洲市 マラソン
加賀市 ゴルフ 弓道 囲碁
羽咋市 剣道
かほく市 グラウンド・ゴルフ
白山市 ペタング ソフトバレーボール
能美市 ラグビーフットボール
野々市町 水泳
能登町 

ソフトテニス

 60歳以上の高齢者を対象にしたスポーツ・文化の交流が目的だが、今年の9月、「たきかわコスモスマラソン」に参加したとき感じた違和感が解消されない。

 主催は、長寿社会開発センターと自治体だが、その財源には、政府が「長寿社会福祉基金」として、700億円もの出資をしている(独)福祉医療機構の運用益を転用している。当然、機構は厚労省官僚天下りの受け皿だ。マージャンが何故?無駄遣いでは、、??

 友人から「来年、マラソンに一緒に出よう」と誘われたが、丁重に断った。2011年以降の開催地が、熊本県、宮城県、高知県、栃木県、山口県、長崎県、、、と既に決定しているのも驚きだった。


★「東京マラソン」抽選漏れ

2009-10-14 09:56:01 | スポーツ

 今朝、東京マラソン事務局から「落選のお知らせ」メールが届いた。これで3年連続の落選だ。ちなみに、第1回大会の2007年以降の応募状況は下表のとおりで、年々、応募者が増えている。

<colgroup><col width="54" style="WIDTH: 41pt; mso-width-source: userset; mso-width-alt: 1728" /><col span="4" width="72" style="WIDTH: 54pt" /></colgroup>
【東京マラソンの経年別応募状況】
    2007年   2008年   2009年   2010年
定員枠 25,000 25,000 30,000 32,000
応募者 77,521 130,062 226,378 272,134
倍 率    3.1倍    5.2倍    7.5倍    8.5倍

定員枠増以上に応募者が急増し、当選倍率が厳しくなっている。2010年は、10㎞の枠を減らした(5,000⇒3,000人)分をフルマラソンに割り振ったにも拘わらず、倍率が緩和出来なかった。健康志向のランニング・ブームとはいえ、この異常人気の原因は、、、。

ちなみに、2010年の10㎞の部は、定員3,000人に対し、申込み者数は39,301人で、倍率13倍だった。この分では、記念すべき第1回大会の無念を晴らす機会は、当分、期待薄のようだ。