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時悠人chosan流処世術

★「虎は死して、、、」(前編)

2020-09-04 08:12:33 | 日記・エッセイ・コラム
 「虎は死して皮をとどめ 人は死して名を残す」は、生き方の教訓だが、総理大臣の業績は、歴史舞台で評価される。

 日本の政治家で、ただ一人のノーベル平和賞受賞者故佐藤栄作は、「日韓基本条約批准、非核三原則提唱、沖縄返還」を成し遂げた。

 故田中角栄は、金権政治の権化のように揶揄されたが、政治家としての発想力や実行力は、卓越していた。「日本列島改造論」は、壮大なスケールで、国の土台骨を築いた。また、「日中国交正常化」の合意を結び、その友好の証として贈られたのが、動物園の人気者パンダだ。

 故中曽根康弘は、「電電・国鉄・専売3公社の民営化」という大改革を断行した。良い意味での風見鶏で、レーガン大統領が来日した際、日の出山荘でもてなしたエピソードは、「ロン・ヤス会談」として語り草になっている。

 私の印象に残る総理を並べたが、その業績は、現在の日本の繁栄に貢献しており、まさに、「人は死して、、」の教訓通りと言える。