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★波乱万丈のパース旅行

2011-04-21 09:57:28 | 旅行記

 3月中旬、パースに住む娘夫婦を訪ねる用事が生じたが、東日本大震災でANAの小松~成田線が運行休止になり、羽田便も不安定だった。ようやく4月1日に運行再開したので、4日に成田を発ち、9日に帰国した。

 自然と生態系を維持するため、検疫が非常に厳しいことで有名なオーストラリアは、原発の無い国でもある。放射能汚染に対する警戒心が強く、検疫は従来以上に厳しいと覚悟し、一計を案じた。

 まず、食料品を航空便で送り事前のチェックを受けることにし、携行品は無難な物品に限定した。こうすれば、入国時に余計な詮索を受けないで済む。同時に、携行品の詳細リスト(和名・英訳・数量)を作成し、チェックし易いように物品に英訳の名札を貼付した。それでも、スーツケースの中身は、一品一品入念なチェックを受けた。

 一方、航空便は、成田発のパース直行便を予約していたが、前日になって香港経由に変更された。日本からの直行便は放射能汚染の危険性があるとの理由で、今後、減便される可能性もあるとか。また、「帰路は、成田直行便で大丈夫」と言われたが、帰国前日に香港経由に変更になった。

 しかも、香港からは航空会社が変更になり、成田着の時間も大幅に狂い、成田~小松便の時間に間に合わず、羽田へ移動し帰着する羽目になった。パックツアーではないので、他の人達に迷惑をかけることはなかったが、神経をすり減らしての小旅行だった。

 次回以降、「パース旅行事情」シリーズとして、「聞くと見るとは大違い」のパースの最新事情をご紹介する。