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時悠人chosan流処世術

★続「郵政民営化でサービスは?」

2009-06-03 09:47:51 | 日記・エッセイ・コラム

 「特定事項伝達型本人限定受取郵便」という長ったらしいサービス。今年4月に発足した新サービスの一つだが、読んで字の如く、受取人を本人に限定するもの。配達後、差出人に本人確認情報を伝達するので、送り手には便利だが、受取り手には不便極まりない。

 先月、某クレジット会社から私宛てに、この制度を利用してカードが送られてきた。留守で、郵便受けに、「本人限定受取郵便」の不在配達通知書が入っていた。通知書の手順に従い、「保管センターへ電話⇒本人確認⇒郵便局へ出向く日時の確認⇒窓口へ出頭(身分証明可能な書類持参)」し、カードを受領した。

 従来の書留郵便料金に100円プラスするだけで利用出来るので、一見、便利に思える。しかし、送り手が代人を指定していなければ、妻が家にいても受領出来ないしろものだ。書留郵便以上にガードをする必要があるのだろうか?会社勤めをしている人達の時間を拘束するだけに、サービス悪化ではないのか?何よりも、性悪説を前提にしなければならない社会が悲しい。

 追記

「本人限定受取」は、平成20年3月に施行された「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に対応した本人確認サービスで、「基本型・特例型・特定事項伝達型」の3つのタイプがある。