プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★イベントの裏方の苦労

2007-10-13 10:53:29 | 日記・エッセイ・コラム

 10月8日に開催された「健康ランニング大会」の大会速報を見て、反省させられた。当日は、風雨が強く、私たち夫婦は棄権した。参加者も半数近くに激減し、53名に留まったそうだ。

 大会事務局には、開催を危ぶむ問合せが殺到したそうだが、『この会は中止のないのを知っているからスタッフのご苦労を思ったら棄権できなかった』と、会場に足を運んだ人も多かったとか。ぎりぎりまで迷っただけに、この言葉は重く圧し掛かってきた。

 マラソン大会に限らず、イベントには世話をする裏方がつき物で、その苦労は並大抵ではない。沿道の整理一つをとってみても、好天であれば、ランナーと一体化し気分も高揚しようが、悪天候だと様相が一変する。動かずにいると、雨に濡れた体に冷気が加わり、体力の消耗度が増すのは、ランナー以上のはず。私には到底、真似出来ない。

 参加者中、男性の最高齢は90歳、女性では84歳だったというから、日頃の精進の賜物だろう。いつもレースでは、感謝しつつ走っているが、悪天候であっても、世話するスタッフの苦労をねぎらうすべを改めて教えられた気がする。