カタカナ・ミステリー大全

洋物のミステリーの読書日記。原則は文庫本のみ。

アメリカの警官は、ドーナッツが大好き!

どうぞ、召し上がれ。

『最終作戦トリニティ』リチャード・ハーマン・ジュニア 新潮文庫

2010-02-11 18:30:53 | 洋物
 リチャード・ハーマン・ジュニアの第三作。これもまた再読(再々々々読くらい)シリーズ。前回は端役だった大統領に名前がついて、大きな役に。主人公の一人とも。もう一人の主人公が大統領の孫で空軍のパイロット、マット・ポントウスキー中尉。どうもハーマンは転落の道に。あのジャックが再び登場し、ジャックのWSOを勤めていたファーリー少佐が相棒となる。シリア、エジプト、イラクがイスラエルを攻撃する。核兵器とガス兵器。この戦争の拡大を止めるために、戦う。前作までのいろいろな人物が登場し、それはそれでいいのだが、なんともな、という感も。ドイツの陸軍しりーずは何作か面白いが、後に女性大統領物になっていくと読まなくなってしまった。☆☆☆で精一杯。