「藁の盾」ほんに藁だね「わらのたて」 警官たちの腐臭ふんぷん
映画「藁の盾 わらのたて」
殺人の懸賞金が10億円。
全国民から狙われ、殺されそうになって自首した青年を移送するSP+刑事たち。
大金目当てで殺しに来る人々の群れ。
なかでも、「訓練された武器所有者」が陸続と襲ってくる。
彼ら国営暴力団の出現に、苦笑の連続。
サスペンス・アクション自体は、まあまあ。
前提として犯罪者の更生なんて1mm足りとも考えもしないのが、不愉快。
総合評価は、11.0点。
鬼才三池崇史監督は、この頃は大作を撮るようになったね。「十三人の刺客」は本格時代劇だったこと位しか印象が無い。「悪の教典」は原作のほうが百倍おもしろい。