千恵子@詠む...................

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右翼くる「金子文子と朴烈」は アイドルふみこ純愛映画!?

2019年02月18日 | 詠む

映画「金子文子と朴烈」

上の句の右翼、いちおう旭日旗もった若者とかいたんだよね。映画館前。

冒頭、ぱくが人力車を汗みどろになって漕ぐ。傲慢な日本人客は料金をちゃんと払わない。そのうえ暴力をふるう。その場面に重なる、文子の「犬ころ」の詩の朗読。ずばりと現す、朝鮮人と奢った日本人の関係。圧倒される。

文子は、いちばん好きな革命家だ。なんたって、天皇からの減刑状を破り捨てる死刑囚。さいこう!!

らぶ文子なのだが、本作なにやら「アイドル」じょうたい。それ、なんだ? いくら20歳だとはいえ、そんなに可愛子ちゃん扱いする? もっと毅然としてなかったか??

あー、でも文子「らぶ」だから。しっかり見る。死んでしまうのには、やはり大涙。最後の、例の写真は嬉しい。

主演女優チェ・ヒソの言葉

>あらすじだけ見たら『反日映画』と思う人がいるかもしれません。この映画はよりよい未来を目指して手を取り合った、日本人と韓国人の話です。いま韓国と日本は関係がよくないと言われてますが、そんなときだからこそ観てほしい映画です

拍手。ありがとう。

初日の初回に見参。しかし舞台挨拶は悲惨。爺が5人と中年が登壇して、なにやら薀蓄ぶつぶつ、つまらん。まあねえ、司法大臣3匹と総理2匹だからか。新宿梁山泊。

純愛映画うんぬんまで言う。ざけんなよ、おたんこなす野郎。ロマンチック・ラブ・イデオロギーに矮小化するな。アキヒト天皇制の手口じゃないか。

あとねー、ついでに言っとく。ネットの映画紹介って、ほぼ間違ってる/勘違いが外国映画なんだけど。本作も「反日ではない」って、わざわざエクスキューズするの見苦しすぎる。愛の映画です、政治ではありませんに至っては噴飯。それぞ政治的隠蔽。ぷんぷん。

でも、たくさんのひとに見てほしいなあ。

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