私の「貧乏物語」―これからの希望をみつけるために 岩波書店編集部
ふうん。河上肇の「貧乏物語」から百年か。図書館で検索したら現代語訳があった。ラッキー。
これは36人が書いたもの。このひとは、こんなふうだったんだと感慨ふかい。
テレビを見ないので噂しか知らなかったジャパネットたかだの社長やら、亀井静香とかも出てくる。赤丸上昇ちゅうの、ブレイディみかこ。栗原康も。
--------- 目次 (一部)------------------
1(「ピザって食べたことある?」(蛭子能収)
ジジイが最高―老いるということは、ケダモノになるのとおなじことだ(栗原康) ほか)
2(伊達や酔狂で貧乏になる(橋本治)
選択的ミニマム生活(星野博美) ほか)
3(遙かなる紙芝居(浅井愼平)
楽ではなかったが、楽しかった町工場暮らし(小関智弘) ほか)
4(窮乏のなかで芽生えた憎悪のゆくえ(森達也)
病と貧困の悪循環(沖藤典子) ほか)
5(貧乏を身にまとい、地べたから突き上げろ(ブレイディみかこ)
母親餓死事件と出会って(水島宏明) ほか)