公安の妄想ゆえに潜入す 精神病院ルポルタージュと
「潜入 閉鎖病棟―「安心・安全」監視社会の精神病院」 柳田勝英 現代書館
公安妄想。神経衰弱の一種なのだと。
著者は、生まれて初めて向精神薬を飲む。缶ビールで追い打ちをかける。
「保安処分にしてください」と警察にかけこむ。精神病院に潜入。
「保護者」の同意がなければ退院できない医療保護入院した、体験ルポ。
後半は、もう一つの「精神病院」。著者が勤務した、老人ホームの様子。
-----【目 次】-------
第一部 潜入 閉鎖病棟
第一章 茫々たる意識の中で
第二章 保護室の外へ
第三章 病棟の一日
第四章 シーシュポスの神話
第五章 与謝野さんとの出会い
第六章 合法的虐待
第七章 病棟内の経済
第八章 理解されない患者の心
第九章 逆転
第十章 ちょっとした運命
第二部 精神病院と特別養護老人ホームを結ぶ線
第一章 当事者のより近くへ
第二章 医療観察法、二〇一〇年
第三章 精神病院と特別養護老人ホームを結ぶ線
第三部 もう一つの「精神病院」