種じゃがいもを切断して一週間。結果としていいキュアリング(切断面の治療)となった。やっと植え付け。
昨年イノシシにめためたに荒されて先日いったん耕運機をかけてしまったので、正確には自然農とは言えないのだが、ここからまた再開。
寒気や雨、強風、例の土地の調査(明治30年登記だって→続行中)、実家へふきのとうなど届けに行ったりなどで植えられなかった。
土地の件は、納得いかないと次へ進めない性格なので、もう少し、無理が来ない程度に少しづつ主張調査していくつもり。ひきこもり状態に近かったというAさんが恐らく言えなくて、(もちろん僕も6年黙認してきたのだが)その上の農地の隅に永年置きっぱなしになっているイノシシの捕獲檻のことなどもそろそろと。
土地を削って流してしまったという噂のMさん(故人)の息子さん(もう70台だが)にも、農地の地目変更などを農業委員会に相談してみようと思いますので、写真撮らせていただきたいのですが、とあくまで穏やかに低姿勢にお願いして入らせて撮らせていただく。心の中では刃を研ぎながらだ。
このMさんが、今この地域の農業委員だったりする!のでやりにくい。苦笑
土地のことはなかなか文章にはできないけれどね。
米作りも今年どうするか、今も七転八倒の苦しみの中だが、時間切れとなるので、取りあえず昨年採った種籾は水選して乾燥、苗代も一応午後作ってみた。表面の冬草の種が混じっている土を薄く削り取り、ぬかを軽く振りまいてわらをかけておく。本当は初冬にやっておかないといけない作業。ぬかは朽ちる暇がないかもなので、薄く。耕していない田んぼだが苗代の部分だけは、草が出てこないように、丁寧に作らねばならない。ただ表面を薄くでも削れば当然土が痩せるので、軽くぬかなどを補っておかねばならないという理屈。
この1m×5mの苗代に1合の種もみを蒔いて育てると、これがこの田んぼの苗となる。
小麦もすでに直播きで蒔いて芽が出てきており、こちらが収穫となるのは例年6月半ば過ぎ。
田植えをするならば(6月始め)5月末には水を入れ始め、麦は収穫しないで刈って肥料としないといけなくなるかも知れないし、米を作るなら何らかのきちんとしたイノシシ対策をしなければ、また昨年の二の舞となるわけで、まだまだ悩み続ける日々が続くだろう。