ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

こまった鹿と頑張る愛犬

2007-12-22 09:15:16 | Weblog
一昨日の、久し振りの10センチ程の積雪以来穏やかな天気が続いている最北の地。この季節、少雪ほど過ごしやすいことはありません。
最近の挨拶の言葉の中に、「雪が少なくていいですね~。」ということが良く出てきます。「本番はこれからですから・・」と言って雪の話しの会話が進んですきます。

雪が少ないだけに、雪山で過ごす鹿にとって食べ物に不自由はないのでは・・と思っていたらまちがいだった。より美味しいものを求めてか我が家の庭の「おんこの木」にやって来るではないか。
新雪の中につけられる無数の足跡は、何となく感動的な大自然の姿を感じさせてくれるが、食べられ丸坊主にされているおんこの木を見ると「やられた!!」というガッカリ感の方が強くなってしまう。

手入れが行き届いてなく。枝も大きくのびている我が家の庭の数十本のおんこの木は、鹿にとって大層のご馳走に見えていたのだろう。
「このままでは全滅になってしまう」との思いから、何とか対策は・・・と考えていても野生の沢山の鹿に対応する手だては思いつかず、我が家の愛犬メイの力を借りることにした。

おんこの木の側の立木に繋ぎ、厳寒の中で目をひからせる。
深夜、メイの鳴き声が・・。思わず「来た!」との声を上げる。早朝、足跡を確認するが新たなものはない。「大成功!!」とメイの頭をなぜる妻。
次の日も、また次の日もと3日間続いた。

そろそろあきらめた頃とも思いもあって、「今晩のひと晩だけ頑張ってね」との願いでメイをいつもの場所へ。
今朝、いつものように確認へ。なんとなんと、無数の足跡が・・・ガッカリと同時にがんばっていた愛犬に「同情」が。繋がれている愛犬のすぐそばまで近寄っている足跡までがある。愛犬が、つながれていることに気づき「バカにした」した鹿の姿を思い起こした。

次の手を考えなくては・・・。とてどんな方法が・。音楽を慣らそうか、柵をつけようか、ロケット花火をならそうか・・・・。
野生の鹿との知恵くらべがまだまだ続きそうだ。

こんな出来事を良い方向に考えて、「山の奥の大自然の中での生活の楽しさがここにあるんだよ」と負けおしみの脳裏の中にもくやしさが・・。
厳寒の中だが、「もう少し頑張ってくれ」と愛犬メイに期待するしかないか。
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