ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

いつものメンバーで杯を

2007-12-23 13:43:00 | Weblog
12月になると何かにつけて杯を手にすこことが多い。これは1月まで続くだろうか。晩酌をしない私にとって、仲間と飲む酒には一段と弾みがつくし楽しい。

数十年前から地域の中の気の会う仲間と「呼んだり呼ばれたり」で2ヶ月に1度ほど集まって飲む機会がある。今年最後の飲み会が昨日、S宅であった。
S氏は一昨年離農され、町の中に住宅をかって移り住んでいる。わずか3家族の集まりだが、とても楽しい。だから続いているのかもしれない。

それぞれの訪問先で、得意の料理を作ってご馳走してくれる。「あそこに行くと○○○○がたべられるかな~~」などとお腹が想像しているようだ。
酒が進むに連れて、話しに弾みがつく。町の出来事から社会の動き、Y氏のこぼし話、S氏からいただく説教など、どんな話でも楽しく心の中に入っていく。
そして世間話やうわさ話にも話しは発展する。情報を得るにも最高の場にもなる。

3家族とも集落で酪農をしていたが、それぞれの事情で町に出て、私だけが残っている為、集落内での出来事などの話しを得意げに語ってあげることも楽しみのひとつでもある。
たとえ町の生活が便利であっても、長年住み慣れた集落の様子を気にかけない人はいないだろうと思うからである。

「時代の流れ」と言ってしまえばそれまでだが、地域の人々が集まって酒を飲み交わしながら情報交換するということが、めっきりなくなってしまった。集まることによって、地域住民の団結が生まれ新しい発想に挑戦していく機運も生まれていたのだが・・。そんな時期が懐かしい。

「いつものメンバーで杯を」。今度は我が家が担当のようだ。新年会の企画になるだろうか。どんな会話にも笑って過ごせる、それが気の合う杯なのだろうか。
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