ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

入植100年の節目に

2007-12-04 19:58:16 | Weblog
私の住む(浜頓別町)字豊寒別に始めて開拓の鍬が下ろされたのは、明治32年の事だという。抱負な魚貝類がいたオホーツク海から開拓が始まったととの記録がある。

昨日、私の母方の先祖が浜頓別の地に入植してから、ちょうど100年目に当たる日だと言うことで、身内の人に声がかかり食事会が行われた。岐阜県から一族が船で小樽港に上がり、更に乗り継いで枝幸港まできてそこから徒歩で30㌔の道のりを歩き、浜頓別に着いたのが、明治40年12月3日だというのだ。

それから数年後の大正2年に現在の地の豊寒別に移り住んだという。
記録に目を通して見ても、当時を思うと想像を絶するものがありますが、先人の血のにじみ出るような労苦があったからこそ、いまの夢が現実のものになる時代をいきていけることを忘れてはいけない。

昨日は、檀家の住職にきていただき先祖に感謝する供養を行う席にも同席した。私自身の直接に血のつながった先祖が、100年もの前にこの地の開拓に血と汗を流されたことを御参りをしながら、誇りにおもった。
そして、古い写真や数々の記録に目を通した。

私の母はいま86歳。入植してから15年後に生まれていたんだ。
不満を言えばきりがない中ではあるが、何不自由ない時代を生きている今、こんな時代だからこそ今一度、先人がたどってきた道のりを想像してみることが大切だと感じた食事会だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする